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F一桁機アクセサリーシューの位置

F4以降のF一桁機のアクセサリーシューは、F、F2、F3*1の歴代のFと異なり、ペンタプリズム部に設けられています。

 この形態になった一番の理由は、一般的な位置にJISに定められた一般形状のスピードライトを使えるようにした為です。そして、F3タイプ(SB-17など)とその他に分かれているスピードライトの一本化を果たしました。
一本化については、F3の方でも対応できるよう、一般的なJISシュー取り付けのニコン製TTL調光のスピードライトを使うためのアクセサリーAS-17が後年追加されました。おそらくF3用アクセサリーとしては、最も遅くに出た専用アクセサリーの1つではないでしょうか。

 また、F4以降ではAF機となりアクティブ補助光を利用するために光軸中心にスピードライトをセットしたかったのも理由の一つとなっています。

 F4以降ではモータードライブは内蔵型になりましたが、手動巻き戻しも残っています。これはニコンのこだわりの1つであるようで、実際にフィルムを今でも頻繁に使う方は手動巻き戻しを状況により重宝に案外使っているようです。また、手動で巻き戻しをしなくても、巻き戻しレバーの回転でフィルムを確認することが出来るのも古くからの機種を使っている方には安心できる材料になっていると思います。

 F3以前の巻き戻しクランク基部に付けるスピードライトのロック方式は外れにくい点では優れていると思い
ます。この点についてF4の場合は途中からですが、外れ防止にセーフティロック機構が設けられF5以降でも継続しています。これに対応するロックピン付きのスピードライト(SB-26以降など)装着時には外れにくくなり不意に脱落しなくなりました。
なお、未対応のF4も改造可能でしたが、販売終了後かなり経ちますので、今でもこの改造を受けてくれるかは未確認です。

余談ですが、ニコンFやF2に一般向けJISシューのスピードライトを装着できるアクセサリーAS-1があります。
これを使って一般用のJIS足ニコンスピードライトをF2のフォトミック系やアイレベルファインダーに設けられたレディライトを点灯させ活用する事はできません。
以前に記しましたニコン独自のシュー接点のうちレディライト用接点を設けて、ニコンF2用DE-1やDP系のレディライト接点に繋げられる新AS-1が出れば、SB-15などを使ってもファインダー内でレディライト点灯による撮影準備を知る事ができ、スピードライトの一本化が更に広がり、より良かったと思いました。


*1:F3PやF3Lなど一般に継続販売されてなかった機種を除く。

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