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画角220度の映写機用魚眼レンズ

1970年の大阪万国博覧会に世界初?の全方向性3次元映像が公開されました。
概要は世界の博覧会映像で紹介されてますのでそちらを参考にしてみてください。

その時の映写機用レンズは日本光学製なのですが、情報に乏しく調べ切れませんでしたので僅かに判っていることだけ記します。
レンズ銘:プロフィッシュアイ・ニッコール [Pro Fisheye-Nikkor f=2mm 1:1.5]
焦点距離:2mm
口径比1:1.5
画角:220度
15枚構成でいわゆるプロニッコールは映写機用のレンズですが、エレメント構成図など含め情報もなくあまり一般には知られてない産業用レンズの1つだと思います。
220度の画角のフィッシュアイレンズとして、前年に発売されたニコンF用6mmF5.6がベースになっているのかもしれません。
また、私は72年に出た同F用フィッシュアイニッコール6mmF2.8のベースに、プロフィッシュアイニッコールがなっているのかもしれないと考えてしまいます。本当のところはどうなんでしょうね?

確認が取れてませんので曖昧ではありますが、たぶん、これが日本光学製NIKKORでは最も短い焦点距離のレンズではないかと思っています。

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