ニコン10cm屈折赤道儀
画像はニコンの天体望遠鏡としてはハイアマチュア向けの製品として出されていた、10cm(F12)屈折赤道儀のカタログ見開き3ページ部分です。
カタログ表紙や製品名には、初期の頃は正式にはEDの表記は使われてませんが、上の説明のようにEDレンズを使ってますので、星をやっている方々には「ニコンED10cm(屈折赤道儀)」で通っているようです。
発売は1980年で価格は下のように本体セットのみ決まっていたようです。
私は星をやってませんので詳しくは知りませんが、当時他の同等クラスの物と比べて高価だったようで、欲しくてもすぐには手に入れられず、そのうち購入しようと思っていたが、価格も何度かの改定で大幅に高くなり、1990年頃に販売が終わってしまい、結局手に入れられなかった、というお話をたまに聞きました。
製造数も10年ほどの間に多くても4~500台程度ではないかと聞いていますが、確かな事は知りません。
しかし、赤道偽架台とスタンドがほぼ同じ重さとは、、、組み立て・分解がネジを緩めるだけで出来るような説明がありましたが、扱う物が重量ありますし、温度や結露対策などいろいろあって、山へ持ち込んでの観測は大変なのでしょうね。
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