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F2データのデートユニットの年号

ニコンF2データ用MF-10の時計は機械式で精度が低く使用頻度がほとんど無い(動かしていない)コレクション用ですとさらに信頼性は低くなっているものと思われます。この時計と互換性のあるF3用データバックMF-17の時計はクォーツ制御の電気式で定期的に電池交換して動かしているものならこちらの方が数段の精度が期待できると思われます。
現在は入手困難ですが、この時計は数年前は確か30000円ほどで入手可能でした。
また、日付写し込みユニットですがこちらもF2データMF-10の物とF3用MF-17の物とは互換性があります。
こちらの日付ですが最長で09・12・31までですのであと2年ほどで年号は使えなくなりそうです。
因みにこちらのユニットは8000円程度でした。

F2dateunit2


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ニコン35Tiと28Tiの低音化

ニコン35Tiと28Tiの低音化サービスというものがかつてありました。(工料1000円)
これをしたからと言ってレンズの駆動音や巻上げ、巻き戻し時の作動音が小さくなる事はありませんでした。
実はこの低音化というのはバリアが閉じられる時に「カチャン!」という金属音が出ていたのですが、これを消音材を追加して出なくしただけでした。
意外とこの音に対するクレームが多かったようで対策されたのですが、修理などで持ち込まれる当該カメラはこの件の要望がなくてもついでに対策を施して(この場合、低音化対策部分に関しては無料)返却していたとのことです。

また、余談ですが、現行品の一部機種にはネーム入れ(彫刻後色入れ)のサービスが受けられます。
かつてはこの35Tiや28Tiも可能でした、文字数は確か最大15文字までで大文字小文字のアルファベットと数字、一部の記号が使えたようです。
現行から外れた場合の対応は、基本的には、補修部品が無く誤って壊した場合(彫刻ミスなど)、修復不能になるので、NGだったと思います。

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ニコンFE2のシャッター羽根

ニコンFE2ではその前年(1982年春)に出たFM2のXシンクロ速度1/200を高速化し1/250に改良して出てきました。
そのFE2に使われている高速シャッターについての解説記事が写真工業1983年7月号に掲載されてます。
その中にあるチタンのハニカムパターンシャッター羽根の部分詳細図などの図を紹介します。

記事によりますと、各種パターンを検討した結果、強度と平面性が良好だったハニカム状の肉抜きに決定した事などが記されています。
また、このパターンを片面のみに行った場合は、組み付け後湾曲によって羽根同士に隙間が発生し、漏光原因になってしまったそうです。
他に湾曲により、互いに接触している羽根同士の摩擦も大きくなってしまい、円滑な作動が損なわれたとあります。
羽根同士の接触において、肉抜き面と平面の接触では接触面積が小さく、肉抜き部から漏光しやすいともあります。
それら問題点の多くは、片面のみに肉抜きを施す事により残留応力のバランスが崩れたためで、検討した結果、下の図のように羽根の面積の半分づつをそれぞれ裏表両面から肉抜きする事になったそうです。
Fe2
羽根を組む際も、隣り合う羽根の平面同士を接触させる事により、漏光防止効果も高くなり先のような多くの問題点が解決され実用化に向かった事が記されています。


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スカイライトフィルター

2~30年程前、ネガカラーフィルムが普及しだした頃は、保護フィルターの代わりとしてもスカイライトフィルターを常用する方が結構見られました。
そのスカイライトフィルターもニコン製品の場合、時期によってL1AとL1Bcがありました。
前者が古いのですが、特性も違いがあり、L1Aは短波長側の紫から青緑色を若干ですがL1Bcより押さえる効果が高かったとのことです。
しかし、L1Aはモノコート、L1Bcは多層膜コートですので後者が反射防止効果には優れております。
また、L1Aは古い物しか無い訳でして、コーティングの劣化なども考えられます。
両者で効果の違いがどの程度現れるか判りませんが私が使う場合はL1Bcを使います。
と言いましても、私の場合中古で買ったカメラ・レンズに付いていた物ばかりで、新品で買ったスカイライトフィルターは1つもありませんし、ほとんど使いません。(汗)

因みに52mmのNikon L1Aフィルターですが、1962年末頃とカラーフィルムが普及し出した頃の登場で、1974年の中頃までに810000枚の製造、A1Bcへとバトンタッチしました。

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ニコン携帯顕微鏡H型

画像はニコンが1958年末から1970年代末まで販売していた携帯用の顕微鏡のカタログページです。
H77a
上のカタログは77年版の物ですが、最終79年の価格は195000円(ちなみに73年は110000円、69年は59600円)、特別付属品の対物レンズNCH40倍18000円 塗沫標本用 カバーガラス不要、ホールグラス 1500円 液体標本観察用、専用ランプ400円でした。

以前この顕微鏡をとある骨董市で数万円で手に入れた方が居られ、とても羨ましく思ったものでした。
今この顕微鏡を手に入れようとするとD300~D3と同じ位するのではないでしょうか。
ただ、ベトナム戦争が盛んだった頃、米軍が野戦病院用に多数購入したそうですから、米国の方が見つけやすいようです。(先日ebayで1台出品されてましたが、確か2000ドル台半ばで終わったと記憶しています。)

Ha
上の画像はカーウィン宇宙飛行士が1973年のスカイラブ計画の際に宇宙船内で使用しているところだと思われます。


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小さなやっこさん(F2DATA)

F2datamaska
この黒い1cmほどの小さなやっこさんのような板は何でしょう?

これはニコンF2DATAの記録部分にレンズからの光が入らないようにマスクするパーツです。
巷にまれにですがF2データボディのみが普通のF2に混ざって出ている事があります。
それらは大概はこのマスクが付属しておらず後から見つけることは結構大変だと思います。

そのような方は(スキャナの調子が悪く不鮮明ですが)この画像から型紙をおこしてブリキ板などで自作される事をお勧めします。
その場合、素材は真鍮などの薄板(厚みは0.2~3mm程度)が適当ではないかと思われます。
身近な物ですと大きめの電池ボックスの接点に使われている板などを流用するのも良いかと思います。

F2dataa


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Astro-Nikkor200mmF4

タイトルのレンズはニコン50mmアストロカメラに付いているレンズです。
概要は下のカタログの画像を参考にしてください。
50mmastrocamera1a
50mmastrocamera2a
1971年に設計されたもので、レンズ構成は3群4枚構成で凸、凹、凹凸張り合わせの順にレンズが並んだテッサータイプです。
このレンズのイメージサークルは126mm(手札判)で、このサイズですと画角は37度ですが、カタログ上は34度となっていて、良像範囲を選んだ結果余裕をみての数字だそうです。(設計は186mm(画角50度)までとって行っているとの事です。)
なお、126mmイメージサークルの最周辺域では、ビグネッティングを多少意図的に発生させて、像の劣化を押さえているそうです。
このレンズは無限遠方の星を撮影することを目的に設計されていますので当然無限遠方で最高の性能を出せるよう各収差補正されてますが、カタログにもありますように一般撮影も可能な仕様になっています。

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21世紀最初のニコン新製品速報。

少々大袈裟なタイトルですが2001年2月5日号ニコンエキスプレスのトップページのコピーなのです。
Nikonexpress2001205a
このトップページに載っている21世紀最初の新製品で現行品として残っているのはなんと「AF-SニッコールED300mmF4D(IF)」だけで他はディスコンになってしまい、アナログ世代の私は隔世の感を感じずにはいられません。

特にF5と時を同じくして消えていったFM3Aはとても残念ですが、レンズ付きフィルム以外ほとんど売れない銀塩フィルムの現状を考えますと仕方が無いのかもしれません。


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AFニッコール改良

オートフォーカス世代初期の頃の標準ズームやそれとセットのなった望遠ズームなどはあまりマニュアルフォーカスでの操作性は良くありませんでした。
その後それは改良されていきましたが、その一例として下の画像を載せます。
Afnikkora
このレンズの場合はピントリングがゴムのローレットの物へとなりました。
しかし、この頃はまだ最廉価クラスのレンズが出てなかったのですが、その後同様焦点距離で廉価な物がでますと、軽量コンパクト化された事もあり、ピントリングはさらに存在感が薄くなり、距離目盛や指標は省略されてしまいました。

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プラウベルマキナ67

1979年3月80mmF2.8の中判レンズシャッター用ニッコールレンズが付いたコンパクト?なブローニーサイズのカメラが発売されました。発売元はカメラのドイで、ドイツのメーカーであるプラウベル社は1975年にドイの傘下に入りその一環で日本で企画し出された物だそうです。(当初開発・設計・試作はドイツのプラウベルで行われ、後に設計から製造まで日本となっています。)
蛇腹をたたむと薄く携帯もそれほど大変ではないですし、距離計連動式で露出計も内蔵されており中判を実用にする方にはこのカメラは現在でも人気があり、程度の良い物は結構良い価格で取引されています。

Makina67a
さてこの露出計ですがニコンF2フォトミックSBやAS、F3のように+○-の3点表示でこのカメラの場合はLEDの点灯式となっています。○のみ点灯だとプラスマイナス0.3絞り以内での適正露出、○と+か-だと1段~0.3絞りの範囲での過不足となっています。ファインダーの二重像部分がおおよその測光範囲(10度)で受光素子はGPDでした。

弱点は、タスキと前板の部分で、衝撃の加わったものは、レンズ光軸の狂いや距離計の狂いとしてあらわれますのでコンパクトカメラのような乱雑な扱いには注意が必要です。

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マウンテンニッコール

ニッコールT10.5cmF4を世間ではたまにマウンテンニッコールと呼ばれているのを耳にします。
これは勿論ニコンがつけた正式名称ではありません。
しかし、ニッコール千夜一夜物語にも取り上げられ、この名称が出てきます事からも判りますが、この愛称はニコンファンには結構浸透し市民権を得ていると思っています。
さて、この愛称はいつ頃から使われだしたのでしょう?

私が知る限りでは意外と古くはなく、1992年12月発行のクラシックカメラ専科23号の「名レンズを探せ」の記事が最初だと思います。

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世界初のオートフォーカス?

え~、実は今回はニコンカメラではありません。
一眼レフ用オートフォーカスレンズはニコンが1971年に80mmレンズの試作品を発表しました。これは以前資料を掲載しましたのでご記憶の方も居られると思います。
しかし、これはオートフォーカスとしては世界初ではありません、実はそれより8年も前にキヤノンがフォトキナで「キヤノンAFカメラ」として発表しています。

ニコンのAFレンズにしてもキヤノンのAFカメラにしても実用には及ばず発表のみで終わりましたが、多少興味があるだろうと思いまして、今回はそのキヤノンAFカメラを紹介したページの画像を掲載します。(写真工業132号より)
Afa


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MDー13は?

モータードライブに型番が振られるようになったのはご存知のようにF2の時からです。
で、その番号をたどって行きますとF3用のMD-4で一桁は終わってしまいます。
それは皆さん良くご存知のようにF4以降はモータードライブが内蔵された為です。
一応MD型番を列記してみました。
MD-1:F2用巻き上げ、巻き戻し可
MD-2:F2用巻き上げ、巻き戻し可
MD-3:F2用巻き上げのみ
MD-4:F3用巻き上げ、巻き戻し可

MD-11:FM、FE系用巻き上げのみ
MD-12:FM、FE系用巻き上げのみ
MD-E:EM、FG系用巻き上げのみ
MD-14:EM、FG系用巻き上げのみ
MD-15:FA用巻き上げのみ

さて、MD-13が無く、その代わりにMD-Eとなっています、スピードライトも順番ではSB-12(F3用)の次にSB-Eとなり、SB-13が欠番でSB-14がでました、また、同時代のケースCF-13も無いようです。
因みに他の型番では13が使われている物もありますので関係ないとは思いますが、もしかしたら海外では13という数字が好まれてないという事が当初は配慮されてたかなと憶測してしまいます。


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Nikon F2A 25th Anniversary

これはニコンのUSA販売25周年を記念して現地の販社が独自に限定販売したものと聞いています。
特徴はシルバーボディF2フォトミックAの4000台限定で、底板に25-1~25-4000までのシリアル番号が刻印されている事、ボディ前面に「25Anniversary」のプレートが貼られていること、シルバーの専用箱に収められている事、オーナー名の入った記念額が贈られた事でしょうか。
F2anniversary
使われたボディの製造番号ですが揃っているわけでは無く、800万番台から802万番台あたりに散らばっていて、しかも限定のシリアルナンバーが200番台で本体802万台、1500番台で本体800万台などと前後していたりします。当時日本光学が正式に出した物ではありませんし、番号も整合性が無く私は興味も薄くあまり魅力を感じてはいません。

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ニコンF3調整用抵抗の項目

前回のF3ダイキャストの穴に関連した話題です。
F3で本格的に露出制御など電子化されましたが、それらの調整用の抵抗が前面右に7個、左に3個の計10個ほど並んでいます。(下の図を参考にしてください。)

F3

その抵抗の調整項目を参考までに記します。
1:AE時シャッター速度制御γ調整用
2:バッテリーチェック電圧調整用
3:スピードライトレベル調整用
4:AE時シャッター表示γ調整用
5:AE時シャッター表示レベル調整用
6:マニュアルシャッター速度表示シフト調整用
7:AE時シャッター速度制御シフト調整用
8:FREγ調整用
9:マニュアルシャッター速度表示調整用
10:ディレイタイム調整用

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ニコンF3のボディダイキャスト

ニコンF3は長期にわたり製造されました、また、AFやチタンなど機種の追加もありそれらと共用する為にボディダイキャストも何度か変更されたようです。
画像は初期カタログにあるF3のダイキャスト(上)と中期のカタログ掲載のダイキャスト(下)です。
F3a
F3a_2
前ボディのマウント周りの形状の違いが分かりやすい部分ですね。
他にミラーボックス内やネジ穴の数など細部での違いを見ることができます。

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ニコンF2ウエムラスペシャルのレンズ

北極点単独行とグリーンランド縦断時に使われたカメラ、「ニコンF2ウエムラスペシャル」についてはいろいろと情報を見ますが、それに着けられていたレンズに関してはあまり情報がありません。
私が知っていることはNewズームニッコール28mm~45mmF4.5が主に着けられていて、それに使われているグリスを耐寒用(-50度)のものに換えた特殊仕様の物だったという程度の情報です。
ただ、グリスのみを入れ替えた物なのかその他のパーツも変更した物なのか詳細は知りません、また、他に持っていったレンズに関しても情報を持ってませんので皆さんからの情報をお待ちしてますので宜しくお願いします。

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ニッコール・Hオート 2.8cm F3.5について

画像はFマウント用ニッコールオートレンズとして1960年当時最広角度となる2.8cmF3.5の解説記事です。(写真工業98号より)
28mmf35a

使われている写真のレンズは初期の物共通に見られる距離環と絞り環に目盛り線が入ってます。
しかし、初期ロットのみ存在するのか市販段階では見送られたのかちょっと分かりませんが、R指標や目盛り線付きの初期の2.8cmは見たことがありません。(一応メートル表示、フィート表示の両方のバージョンが存在するようです。)
また、発表段階ではレンズのネームリングがフィルターリングの内側にある物の画像が出ていました。

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瞬間絞込み測光時のAEロック

瞬間絞込み測光はもとはAiニッコールやAi改ニッコールなどレンズ側の絞込みレバーでの絞り値制御が不安定なレンズを使った場合にプログラムAEを実現するため付けられたと認識しています。

例えば、測光値が1/250秒、F4だったとします。瞬間絞込み測光機能を使うプログラムAE機で露光される時、レンズの絞り値F4まで絞り込むようレバーを動かします、しかし、Aiレンズなどでは正確にF4まで絞り込まれず実際はF5.6まで絞り込まれてしまったとします。それを補正するため再測光(これが瞬間絞込み測光)し、シャッター速度を1/125相当で後幕を走らせ露出のつじつまを合わせる一連の動作をします。

*この絞込み後の再測光、シャッター制御があるためタイムラグが大きいといわれる所以です。

さて、この瞬間絞込み測光機能を使うプログラムAE時にF-301などに搭載されているAEロックを使ったらどうなるでしょう?
瞬間絞込み測光では絞込み後に再測光します、しかし、AEロック時とは構図がちがい測光している場所も違いますので普通に考えますとAEロックの意味が無いように思えます。

仮に、全体が明るい中、黒っぽい主被写体が右下に位置する、そういう絵を撮りたいという前提とします。
絞り優先AEでは通常のAEロックの場合、右下の被写体に向けて測光しAEロックボタンを押し、構図を戻しシャッターを切ります。(露光値はAEロック前の狙った構図時1/250、F4、AEロック時1/125、F4だったとします)
F-301などの瞬間絞込み測光機能を使うプログラムAEで同じ事をすると絞込み測光時は狙った構図位置になってますのでAEロック前の値が補正値と判断しそのように露光してしまうのではないかと私は考えてしまいました。

実際はこのAEロック良く考えられていて、AEロック操作したときの測光値を記憶し、シャッターを切り狙った構図時の測光値との差に応じて制御します。

先ほどの例に合わせますと、この場合ロック時とその前ではシャッター速度で1段の差があります。
プログラムAE時の正しい構図時の露光が1/250、F4だったけど、実際にはレンズではF2.8までしか絞り込まれなかったので1/500で切らないとつじつまが合わないよとカメラは瞬間絞込み測光後補正しますが、AEロックが利いてますので1段分の補正をさらに加えて1/250で露光すると言うわけです。

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FE2のシャッター

ニコンニューFM2のシャッター幕はハニカムチタンブレードから1989年10月にアルミブレードに変更になりました。
一方、同様にハニカムチタンブレードを採用したFE2は1987年6月に販売が終了してますので全てハニカムチタンブレードでの仕様となっています。
しかし、世の中にはFE2でもアルミブレードの物が存在するそうです。
それは修理で交換された物なのですが、現在EF2のメーカー修理を受けてもらえなくなって久しく、存在数はそれほど多くはありません。
ですのでちょっとした変り種としてこれを探してみるのも面白いかもしれませんね。(汗)

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ニコンF関連年表

画像は1972年夏発売の写真工業別冊「ニコンのシステムとメカニズム」に掲載されたニコンF関連の年表です。
この本が発売される前、1972年の途中までのデータではありますがレンズやアクセサリーの発売年を知るのには役に立つかと思います。因みにレンズの最後にいわゆるサッポロサンニッパが記載されてます。
72fa
*発売時期に関しては若干の間違いがあるようです。

*ニッコールクラブ会報203号の巻末にニコンカメラ、ニッコールレンズに関する年表(2007/11月作成)が載っています。


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ニッコールオート55mmF1.2新発売広告

画像はカメラ雑誌に掲載されたFマウント用ニッコール55mmF1.2レンズ新発売の広告です。
55mmf12a
この発売時(1965年12月)のレンズの製造番号は97万台から始まっていたのですが、じつは試作段階ではフィルター径(アタッチメントサイズ)が52mmではなかったようです。(下の画像参照、試作段階の番号は97010*ですが、市販段階での初めは970110~と言われてます。)
55mmf12a_2
鏡胴は同じでレンズのネームリングの外側にフィルターリングがあります。
フィルターサイズがどの程度か判りかねますが、とりあえず52mmではなさそう(62mmくらい?)と判断できます。
結局ネームのあるリング部分の変更でアタッチメントサイズ52mmに統一されて発売されましたが、フードやフィルターを装着してもケラレ無いので、私はこれで正解だったと思います。
下の画像は発売間もない初期型の55mmF1.2レンズです。
55mmf12a

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ニコマートELの変更点

ニコマートELは発売当初から完成度が高くほとんどかわったところは見られません。
しかし、内部の部品ではいくつか変更されていて、その中でもシャッターダイヤル周りの変更はおおきなものでした。
Ela
El

画像はパーツリストのシャッターダイヤル関係の部分ですが部品番号に***-1などと記されている物は変更後のものです。

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神話の世界から降りてきたニコン

今回は日経ビジネスオンラインに掲載されたニコンを取り上げた記事などの紹介です。
ザ・ターニングポイント 神話の世界から降りてきたニコン
ザ・ターニングポイント ニコン、「普通の会社」を目指して大改革

インタヴューなどの動画神話の世界から降りてきたニコンは閲覧できますがそれらを要約した記事全文の閲覧は会員登録(無料)が必要です。

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ニコンF2のできるまで

画像は写真工業社刊行のニコンテクニカルマニュアルに掲載されていたグラビアページのニコンF2の製造現場の写真類です。
F2a

組み立てがほぼ終わった段階でカメラのメカニカルバックを高精度に出す為にフィルムレール面の研削が行われていますが、これはニコンS系から行われています。
画像を見る限り、これら工程や作業風景は、S系後期からニコンF2の時期まであまり変わってないように感じました。

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ニコンFフォトミックT

ニコンFフォトミックTはニコンカメラ(ニコマートやニコレックスなどニコンを冠してないカメラを除くS系やF一桁機を示す狭義のニコンカメラ)としては初めてTTL測光機構を組み込んだファインダーを搭載しました。
発売時期は下の画像の広告(写真工業160号より)にありますように昭和40年9月1日でした。これはニコンとしてはニコマートFTに次ぐもので発売は1ヶ月ほど遅れました。
Nikonfphotomicta
ニコマートと同時発売にならなかった理由の1つには以前ニコンF、ミラーボックスの加工でふれましたようにニコンF本体のミラーボックス部の形状の変更品の事前製造/販売に関係があると思っています。

フォトミックTファインダーが付けられるように対応した赤点付きのニコンFボディは658万台後半辺りから見られますが、この番号の出荷時期は昭和40年春頃からで、フォトミックT発売の半年ほど前となり、その期間が広告の文中にある「*<ニコンF>をお持ちの方は<フォトミックT>だけ、お求めになれます。」に対応するための準備期間だったのではないかと考えています。
また、フォトミックTファインダーの保証期間内でしたら保証書を持参した場合は無料で、それ以外は1000円の工賃での加工によるそれ以前のボディへの対応も各サービスステーションで行ってました。
しかし、加工の有無やその場合の対応を広告などには記されてなかった事も含め、現在ほど情報が多くなかった当時では、加工が必要と言う事を知らずに広告を見てフォトミックTファインダーを購入した旧機体ユーザーの中にはすぐに着けられずに困惑した方もいたのではないかと思います。

フォトミックTファインダーですが1年半ほどの販売期間の間にも改良が行われ、シャッターダイヤル上面の開放F値セット方法が当初は2つのピン状の突起を回してましたが後にリングを持ち上げて回す方式へとなりました。
この方式は後のF2モデルまでファインダーを交換した場合などの露出補正用に続くことになります。

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ニッコール・O 2.1cm F4 詳報

この記事は写真工業昭和40年9月号に掲載された35ミリ一眼レフ用広角レンズの技術資料特集の中のニッコール・O 2.1cmF4の解説部分です。

21mma
この中で振動試験の方法について少しふれられていますが、私はカメラを自転車のフロントバッグに入れて走行する時もあり、確か他の技術資料にもカメラの方の振動試験など載っていたので、合わせて読み直し興味をもった部分でありました。


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ニコンSPの驚異の窓

少々大袈裟なタイトルですが、これはニコンSPの広告のコピーです。

ユニバーサルファインダー搭載のSPの優秀性をアピールしていると思いますが、私はどうも大袈裟に感じてしまうのです。ニコンSPのファインダーも素晴しいのですが、それよりも3年も前に出たライカM3の存在が大きい為だと思っています。

Spa


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ニコマートFT系のシャッターレバー

ニコマートFT系はレンズマウントと同軸でその基部にシャッター速度を調節するレバー付きのリングが付いています。
このレバーですが1/15秒がちょうどレンズ着脱ボタンの位置にきます。
これよりレバーが下にありますと1/30以上の高速、上にありますと1/8以下の低速になりますので上にいっている時はカメラブレの起き易いという目安になります。

Nikomatfta
最初のニコマート、NikomatFTです。


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オートニッコールテレフォトズーム20cm~60cm

画像は各カメラ雑誌1960年8月号に掲載されていた「Nikon教室9」でこの中で超望遠ズームの「オートニッコールテレフォトズーム20cmF9.5~60cmF10.5」を発表しています。
Nikon9a
画像の物は試作品なのか距離環とズームリングが別かれていて、8.5cm~25cmの方と同様の形式でした。
20cm60cm
上の画像は広告の物のアップです。
距離環とズームリングが分かれているうえに、カメラ本体から遠いので操作はとてもやり辛いと思われます。
その為か発売されたときは回して焦点調節、前後スライドで倍率調節のズームリングと距離環が一体式となった
物に改良されてました。


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スピードライトSB-1新発売広告

画像は各カメラ雑誌に掲載されたニコンFシステムのスピードライトとしては初となるSB-1の新発売広告です。
時期は雑誌の発売に合わせたのか?1969年1月20日となっています。

Sb1a

このシステムの詳細はスピードライト関係アクセサリーの画像をごらんください。
ガイドナンバーは新発売時はモノクロフィルム使用でGN39カラー28となってましたが、後のカタログではモノクロ40とキリの良い数字になりました。
この頃はモノクロとカラーでガイドナンバーを違えて表示する事が多かったようですが、当時のカラーネガフィルムはラチチュードがとても狭く、露光にシビアでしたのでどちらかと言うとこのカラー用のガイドナンバーが本来の数値だったのでしょう。

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