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瞬間絞込み測光時のAEロック

瞬間絞込み測光はもとはAiニッコールやAi改ニッコールなどレンズ側の絞込みレバーでの絞り値制御が不安定なレンズを使った場合にプログラムAEを実現するため付けられたと認識しています。

例えば、測光値が1/250秒、F4だったとします。瞬間絞込み測光機能を使うプログラムAE機で露光される時、レンズの絞り値F4まで絞り込むようレバーを動かします、しかし、Aiレンズなどでは正確にF4まで絞り込まれず実際はF5.6まで絞り込まれてしまったとします。それを補正するため再測光(これが瞬間絞込み測光)し、シャッター速度を1/125相当で後幕を走らせ露出のつじつまを合わせる一連の動作をします。

*この絞込み後の再測光、シャッター制御があるためタイムラグが大きいといわれる所以です。

さて、この瞬間絞込み測光機能を使うプログラムAE時にF-301などに搭載されているAEロックを使ったらどうなるでしょう?
瞬間絞込み測光では絞込み後に再測光します、しかし、AEロック時とは構図がちがい測光している場所も違いますので普通に考えますとAEロックの意味が無いように思えます。

仮に、全体が明るい中、黒っぽい主被写体が右下に位置する、そういう絵を撮りたいという前提とします。
絞り優先AEでは通常のAEロックの場合、右下の被写体に向けて測光しAEロックボタンを押し、構図を戻しシャッターを切ります。(露光値はAEロック前の狙った構図時1/250、F4、AEロック時1/125、F4だったとします)
F-301などの瞬間絞込み測光機能を使うプログラムAEで同じ事をすると絞込み測光時は狙った構図位置になってますのでAEロック前の値が補正値と判断しそのように露光してしまうのではないかと私は考えてしまいました。

実際はこのAEロック良く考えられていて、AEロック操作したときの測光値を記憶し、シャッターを切り狙った構図時の測光値との差に応じて制御します。

先ほどの例に合わせますと、この場合ロック時とその前ではシャッター速度で1段の差があります。
プログラムAE時の正しい構図時の露光が1/250、F4だったけど、実際にはレンズではF2.8までしか絞り込まれなかったので1/500で切らないとつじつまが合わないよとカメラは瞬間絞込み測光後補正しますが、AEロックが利いてますので1段分の補正をさらに加えて1/250で露光すると言うわけです。

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