プラウベルマキナ67
1979年3月80mmF2.8の中判レンズシャッター用ニッコールレンズが付いたコンパクト?なブローニーサイズのカメラが発売されました。発売元はカメラのドイで、ドイツのメーカーであるプラウベル社は1975年にドイの傘下に入りその一環で日本で企画し出された物だそうです。(当初開発・設計・試作はドイツのプラウベルで行われ、後に設計から製造まで日本となっています。)
蛇腹をたたむと薄く携帯もそれほど大変ではないですし、距離計連動式で露出計も内蔵されており中判を実用にする方にはこのカメラは現在でも人気があり、程度の良い物は結構良い価格で取引されています。
さてこの露出計ですがニコンF2フォトミックSBやAS、F3のように+○-の3点表示でこのカメラの場合はLEDの点灯式となっています。○のみ点灯だとプラスマイナス0.3絞り以内での適正露出、○と+か-だと1段~0.3絞りの範囲での過不足となっています。ファインダーの二重像部分がおおよその測光範囲(10度)で受光素子はGPDでした。
弱点は、タスキと前板の部分で、衝撃の加わったものは、レンズ光軸の狂いや距離計の狂いとしてあらわれますのでコンパクトカメラのような乱雑な扱いには注意が必要です。
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