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F5用単3ホルダーMS-30二段活用?

今回もDIYネタです。(汗)
ニコンF5の専用充電池MN-30は既に在庫払底で入手できなくなってから久しくなりました。
おそらくF5でMN-30を使っていらした方の手持ちのMN-30もかなりくたびれてきている事だと思います。
かくいう私の物も相当くたびれてしまいどれもフィルム3本程度でダウンしてしまいます。

そこで通常は単3電池ホルダーでしのいでいるのですが、以前少しF4用のMB-21の時ふれましたように9本用のホルダーはメーカーでは用意されませんでしたので二次電池での使用は控えてました。

しかし、私もこれにニッケル水素電池(エネループ)を9本入れて使う事にしました。

1.5ボルトのアルカリ電池やリチウム電池を9本入れて使うと故障しますので1.2ボルトのニッケル水素電池限定とし、当然自己責任での使用となります。
加工は極力少なくしホルダーは無加工、もしくは通常使用に戻せる程度の加工にとどめることを念頭におきました。

さて、加工ですが単3型ニッケル水素電池1本の両端に数センチ程度のリード線をハンダ付けしそのリード線の反対側には真鍮の薄い板をハンダ付けしただけです。
Ms30a_2

-電池A+][-電池B+
       ↑

これをホルダーMS-30の上段つまみ側から見て右の電池列の電池と電池の間の接点同士(上記矢印部分)が短絡しないように薄いプラ板などで絶縁し、この板と電池との間それぞれに先ほど加工した電池のリード線接点を差し込み(極性を間違えないように注意!)線付き電池を空いたスペースにテープなどで固定して完成です。
(ようはホルダーの空きスペースに直列に1本割り込ませただけです。)
取り付けのテープも当初はビニールテープを使用していましたが、粘着力とのり残りなどを考慮し現在はマスキングテープを使用しています。

ただ、文字で記すと簡単ですが電池同士に隙間を空けるのは結構きつく、絶縁板をはさむことと更に接点板を差込のはそれらに薄い物を利用しても少々大変です。

一応この状態で撮影可能本数は増えたように思いますが、実はまだ十数本しか撮ってないので私自身の確認はできていません。しかし、このような使い方(ニッケル水素単3電池9本使用)を10年以上前からやって居られる方は何人もいらっしゃると聞いていますのでそれなりの実績はあるのだろうと自分の都合よいように判断しています。
巻き上げのコマ速も36枚撮りフィルム1本(37枚)を約5秒で撮り終えましたので電圧は1.2Vほど低いにもかかわらずMN-30とあまり遜色ないと思っています。

因みにMN-30を分解すると判ると思いますが、こちらは径は同じですが、単3電池より全長が短い特殊サイズ(42.5mm)のニッケル水素電池が10本直列に繋げられています。

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アイピースアダプター

現行品のアイピースアダプターDK-22(\200)は価格表にはD200やF80、Uシリーズの接眼部に付けてマグニファイヤーDG-2やFM系の接眼補助(視度補正)レンズを付けられるようにする為のアクセサリーですが、出現時期は古く1980年に出たニコンEM用のアイピースアダプター(型番なし\100)が初めだったと思います。
これらは実は少し現物合わせの加工(カッターなどで削る)は必要ですが、ニコンFの旧タイプの角型アイピースのアイレベルファインダーなどにも流用可能です。
今ではF純正のこの小さなアダプターは見つけ辛く、結構良い値札が付いていたりしますので実用で丸型の視度補正レンズやマグニファイアーを使いたい方はこちらを流用すると良いかと思います。

また、視度補正レンズもD200用などの角型タイプを同様に加工して着ける事も可能です。
因みに私はこの角型の視度補正レンズを加工してSPの接眼部に付けてます。この場合はめおとファインダーの左右どちらも少しケラレ気味になりますが、眼鏡を使うよりは良いと判断してなんとか使ってます。
SP純正品で希望の視度の物はなかなか見つからず、価格も高価で取引されてますので未だ入手しておりません。

SP用に他社も含めいろいろ試してみたのですが今のところこれで妥協しています、もし、使い勝手の良い補助レンズをご存知でしたらコメントいただけないでしょうか。

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ニコマートFTnの変更点

今回はニコマートFTnの変更箇所を記してみます。
FTnは販売期間が永く、製造数も多いので変更箇所は目に付くところで10箇所以上に及びます。(変更された部品は修理指針をみますと相当数あります、しかし、今回一連の変更点は複数を並べて操作し比較して分かる範囲での変更箇所としています。)

フォーカシングスクリーンは当初JタイプのみでしたがAタイプも追加で選択可能になりました、これは1971年後半から72年ころに措置がとられるようになりました。巻き上げレバー上部にAタイプはシールが貼られて判る様になってました。

最小絞り32のレンズでの連動ができるようになりました。初期はこれが22までで、最小値32のレンズを装着しても古い物は22まででとまってしまい使えませんでした。製造番号でいうと370万台の後半頃からのようです。

ストラップを付けるアイレットに削れ防止のステンレス製のブッシュが追加されました。製造番号でいうと380万台の前半頃からこのような機体が見られるようになりました。

当初はFTやFSと同じように巻き上げスプールに白いフィルムリーダー差込がありましたが、後にニコンF2などと同じ6本ミゾの入った軸に変りました、また、これも後に3本の物に変更されました。
6本ミゾタイプは370万台の後半頃から見られ、3本ミゾは430万台半ば頃から見られます。

巻き上げレバーとセルフタイマーレバーにプラスチックの指あてが追加されました。
時期はニューFの頃とほぼ同じで番号でいうと435万台辺りからとなります。

また上記と同じ頃から貼り革(擬革)も変更されました。

ミラーアップレバーの滑り止めのギザギザ部のエッジが当初はとがっていましたがこれが面がとられ丸くなりました。これは370万台後半頃からみられます。

またそれと時期を同じくしてシャッターレリーズボタン外周部にネジが追加されニコンS系やF、F2の被せ式ワイヤーレリーズが使えるようになりました。

レンズマウント基部のシャッターリングの数字の刻印も少し太くなりました。時期はレリーズ部の変更とほぼ同じ頃です。

裏ブタの圧板横にローラーが追加されました。これは400万台の番号辺りから見られます。

裏ブタをロックするラッチ部分の形状も若干変更され先が丸い半円状からその片面が直線状のD字状になりました。こちらも370万台後半あたりから見られます。

ボディダイキャストも変更されたようでフィルムレールの形状も若干違いがみられ後期の物はすこし太くなりました。
こちらも370万台後半あたりから見られます、この頃から変更箇所が多く見られますのでこの辺のモデルを私は中期型し、それより前を前期型、プラスチックの指あて追加と擬革の変った物を後期型と大きく分けています。


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ニコマートFT/FSの変更点

ニコマートとして最初に出たFTとFSも時期により若干の変更が見られます。
他のニコマート機種もいろいろと変更されていますが今回はとりあえず最初と言う事でFTとFSを取り上げてみました。とくに断りを入れてないところの変更点は基本的に両機とも同じです。といっても販売期間が2年ほどと短期間の為少なく3点ほどの変更箇所ですが。

まず、最初に気がつく点としてはフィルムカウンター窓の飾りリングの有無です。
こちらは古い初期の物はありません。
飾りのリングが付いて無い物は番号315万台辺りまで見かけますがそれ以降はリング付きとなったようです。
この辺のサンプリングは少ないのではっきりとしません。

内部ではフィルム巻き取り軸まわりが変更されていまして、初期はアクリル?の様な透明のフィルムリーダー差込部となっていますが、割れやすいのか?噛み込みの摩擦が弱いのか?理由は不明ですが、白色の柔軟性のある樹脂製に変りました。
こちらはとても早い時期に変更されたようで透明の物はめったに見かけません。

開放絞り値設定レバーにプラスチックのカバーが追加されました。(FTのみ)
こちらも早い時期に追加されたようですが時期はちょっとはっきりしませんでしたがカウンターの飾りのリングが追加された時期とほぼ同様ではないかと思っています。
それは見かけた機体では、いずれもその両者が変更されているか変更されてないかのどちらかしかなく、どちらか一方のみの変更の機体を見つけられなかったからです。

ただ、この辺も検証数が少ないので皆さんの情報をお待ちしておりますので宜しくお願いします。

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オートニッコールワイドズーム3.5cm~8.5cmF2.8~4

このレンズはニコンF用の3番目のズームレンズとなる筈のもので昭和36年春に発表もされ定価も95000円で秋には発売される予定でした。
3585mmautonikkorwidezoom
レンズ呼称も初期のズームレンズと同様に「オートニッコール○○ズーム」*1が頭についたオートニッコールワイドズーム3.5cm~8.5cmF2.8~4で正式な表記は「Auto NIKKOR Wide・Zoom 1:2.8 f=3.5cm-1:4 f=8.5cm」となっていました。
簡単にスペックを紹介します。

焦点距離:35mm~85mm
口径比:F2.8~4
最小絞り:16
レンズ構成:8群13枚
画角:62度~28度30分
最短撮影距離:1メートル
アタッチメントサイズ:82mm
寸法/重量:90mm(径)×95mm(全長)/1100グラム

フィルターはそれ以前に出ているテレフォトズームと共用でき、シリーズ9をネジ込み式フードに挟み込んで使用します。
また、開放F値が変動しますので外光式の露出計では使い難い為、F値を4以上にしておきますとズーミングにより焦点距離を変えましても常に一定値となり、ニコンメーターやフォトミックファインダーでも補正無しで使えるようになっていました。

発売が見送られた理由はサイズ・重量が大きい事と歪曲収差など各収差が多少めだった為といわれてます。

*1:オートニッコール時代の43~86mmズームなど後の呼称は「ズームニッコールオート」で呼称の違いは、想像ですが、開放F値が変動か一定かの違いで変えられたのではないかと考えています。

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高屈折低分散ガラス使用初市販レンズ オートニッコール400mmF5.6(C)

このレンズはまだEDレンズとしてデビューはしてませんがカタログ中の表記に有りますように高屈折低分散の新種ガラスを採用し市販された最初のレンズだったかと思います。
因みに最前面のレンズに高屈折低分散の新種ガラス(EDレンズ)が使われています。
400mmf56ca

それ以前から出ていたフォーカシングユニット併用の400mmF4.5より明るさは劣るのに価格は倍以上しましたが、軽量コンパクトになり使い勝手、画質が格段に上がり高評価を受けました。
発売時期は昭和48年3月で最初にED表記のレンズとして市販デビューした300mmF4.5より2年以上も前に出ていました。

*この400mmF5.6レンズはこの時の高屈折低分散ガラスをそのまま使っているのかあるいは変更されているのかは未確認ですが、レンズ構成図そのままで昭和51年3月にNewNikkorとなった時に目出度くEDを冠する事となりました。

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ニッコールレンズのツメの秘密

すこし大げさなタイトルですが、これは写真工業昭和41年3月号日本光学の広告コピーです。
ようはFマウントニッコールレンズと露出計連動を7年も前(広告掲載時)からやっている事をその外観の特徴ある爪で広告しているのですが、後にそれが足かせとなり開放F値セット動作改良のAi化が少し遅れてしまったとも言われています。
A

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20万台目のニコンF

20万代目のニコンFはニッコールレンズのシャープさとニコンカメラの優秀性をライフを通じて世界に認識させ、ニコンカメラの成功に寄与したディビッド・ダグラス・ダンカン氏に贈られました。
昭和41年5月20日に贈呈式が行われたのですが、20万代目のニコンFの番号がはたしていくつだったのか興味があるところです。
欠番がなく製造番号が進んだなら6600000となる筈ですが、実際はいくつか番号が飛んでいたりしていますので、贈呈式が行われた時期などから類推しますと671~673番台あたりになると思われます、きっとその中のキリの良い番号が選ばれたのではないかと考えています。
因みにニコンFの場合640万台番から745万台番まで105万台の番号がある筈ですが実際の製造は86万台強で2割ほど番号より少ないものとなっています。

*他には昭和45年8月にカールマイダンスに50万代目のニコンFが贈られました。

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ニコンF シーソー付きモータードライブ用底板

ニコンFにモータードライブF-36やF-250を使う場合は専用の底板に取替えてそれぞれの個体に合わせて調整する必要があることは以前少しふれました。

その底板ですが本体との調整済みの2台を除いた手持ちの物3枚を比較する意味で裏側を並べてみました。
A
一応上から古いタイプ順に並べたのですが時期やそのとき使われた金型によって少し違いが見られます。
一番下の物は昭和46年頃のF-36に付属していた未使用の物で、私の手持ちではこれと画像にはありませんが、カメラ本体に着けて調整した物に使われている底板が新しめの同タイプでした。

塗装も上の物は前期方本体同様に黄色の下塗りが施されてます、長期に渡って作られたカメラですからいろいろと違いが見られて比べてみるのも楽しいものです。

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車載自動撮影装置

設定した走行距離毎にモータードライブF-250と2.1cmF4を付けたニコンFで撮影する車載式の自動撮影装置が写真工業昭和41年8月号に掲載されていましたので紹介します。
1a
2a

今ではハイビジョンのビデオカメラのフレーム内にカーナビの画面を入れて(深度内に入ればですが)撮影すれば簡便に且つ高密度な情報が得られますから時代の流れを感じます。

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ニッコールの付いた中判カメラ

ニッコールの付いた(付けられる)中判カメラにはニコン純正ボディとニッコールの組み合わせの物で市販されたのはたしか全天カメラくらいしか思いだせませんが、ニッコールレンズが付いた物は二眼レフのアイレスフレックスZや同オートマット、あまり知られてはいませんがマーシャルプレスというカメラにも付いています。
他にはレンズ交換式一眼レフのゼンザブロニカやドイが企画したと言われる日本製プラウベルマキナの67、W67、670のコンパクトな中判カメラがありました。

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ニッコールオート55mmF1.2(C)

一般用Fマウントニッコールレンズの中では最も明るいもので、カタログの説明によるとレンズ構成は同じでバックフォーカスを稼ぐために焦点距離を55mmにしたとあります。
画像はカタログとそれを元に50mmF1.4との比較をするために合成したものを載せました。
55mmf12ca_2
55mm50mma
特にF1.2クラスの高速レンズですとこの時代のものでは結構後ボケが渦をまいたようなものが多い印象を持ってますが、このレンズはボケも割合すなおでカタログの説明どおり室内から夜景までソコソコ使い易いレンズでお気に入りの1つです。
しかし、最短距離が60センチとこの時代では普通でしたが、今ではすこし物足りないものとなっているのが残念です。
因みに所謂マルC付きでマルチコート化し発売されたのは昭和47年10月でシリアル番号は25万台からとなり、昭和50年6月に発売されたニューニッコールにバトンタッチされ金属距離環の少しゴツイ印象のレンズからゴムリングの近代的?なものになりました。
オート55mmF1.2のおおよその製造期間ですが初期の97万台からの物は昭和40年暮頃から、その後の18万台からの物は昭和42年から47年、マルCの物は25万台からで47年から50年初めか49年終わり頃まで、昭和50年からニューニッコールの35万台の物へとなりました。
製造期間が短めの97か98番台の初期のものでも1万数千本はありますのでたまに見かけますし、流通価格も他の番号と同じですのでこちらを好んで集めている方も居られます。
しかし、私のお勧めはマルチコート化されたマルCのオートニッコールでニコンFにもF2にもよく似合っていると思っています。
これらのレンズフードではスプリング式のHS-3はたまに見つかりますが、ネジコミ式のHN-6はほとんど見かけません、見つけたら是非入手する事をお勧めします。

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8ミリカメラ用シネニッコール

画像は写真工業昭和31年4月号に掲載された8ミリカメラ用のシネニッコールの簡単な解説記事です。

8mm1a
8mm2a

画像の物は初期のもので後年光学系やデザインを見直したものになりました。
当時8ミリカメラは高級機でまだ、ズームレンズも無く複数のレンズをターレット式に切り替えて使う物が多く見られました。
レンズマウントはDマウントで5/8インチ径1/32インチネジピッチのネジマウントでした。


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ニコマート 中間シャッター

ニコンF2で中間速度が使える事は割合知られていますが、ニコマートFT系でも1/250以上のシャッター速度では中間速度が使えます、しかしこれはあまり知られてはいないようです。
一応250~1000までは赤色など色分けされていますが、その意味を理解している方は少なかったのではないでしょうか。

それもその筈で取り説には「数字の250以上は中間速度も使用できますが、B~250の間では使用できません。」と僅かに書かれているだけなのです。

*レフレックスニッコールなど絞り操作の出来ないレンズを使用して、ある程度露出のコントロールが出来るよう中間速度を使えるようしたのだと聞いています。

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ニコンカメラの銘板

ニコンSLRの銘板に使われている「Nikon」銘の書体で皆さんはどれが好みでしょうか?
Photo
(画像の銘板は上からF5A、F、F2、F5の物です。)

私はF2が一番永く使っている機種でもあり慣れ親しんでいるのでF2、F3に使われている角型のエッジがたっているNikonの書体が一番好きです。(亀倉雄策氏デザイン)
次にSPやFに使われている、画像では上から2番目のタイプがシンプルで好みです。

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ニコンF連動露出計

ニコンFの取り説中期以降はアイレベル付きの標準のFと露出計内蔵ファインダーの取り説と別々になっていました。その為ニコンFの取り説には連動露出計の説明のページも設けてあり簡単な仕様などが記載されています。
画像は時期の異なる3種のニコンFの取り説の連動露出計一覧の簡易仕様表のページの一部です。
Nikonfa
説明書の時期は左の物が1964年頃、中が1968年頃、右が1972年頃の物です。
時期によって発売されていた露出計が違いますので細かく修正して説明書を出していた様子が伺えます。

64年と68年の間の4年間にフォトミックTやTnが出てますのでそれが含まれている取り説もあると思いますが生憎私は持ってませんので載せられませんでした。

ニコンFの取り説は他に縦長の白い表紙の物や薄い紫で横長の物などが有ります。因みに1960年頃の縦長で白い表紙の物(5.8cmレンズ付きの初版にあたる取り説)23ページにはニコンメーターI型の紹介は載ってますが、フォトミックは出てなかった時期ですので、こちらは当然ながら載ってません。ニコンFは取り説のバリエーションが非常に多く、機会が有れば集めるようにはしていますが思うようには行きません、しかし、これら紙物も揃え出すと結構楽しいものですね。

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アイピースパイロットランプSF-1

アイピースパイロットランプSF-1はSB-1、2などを使用する際にニコンFやニコマートなど接眼部にレディライトが無いカメラにおいてファインダーを覗いたままスピードライトの充電が確認できるようにするアクセサリーとして発売された物です。

スピードライト本体に3線式のシンクロコンセントが設けられているタイプの物なら例えばリピーティングフラッシュSB-6やSB-7、SB-10も使用可能です。

ただ、注意しないといけない事はSF-1の3ピンプラグコードをシンクロコンセントに接続するとスピードライト本体の方のネオンパイロットランプは点灯しなくなります。ちょっと故障と勘違いしそうですが、これは仕様で仕方が無いのです、電池など電源の不必要な消耗をさける為にこのようになったそうです。
ニコンF2のレディライトやレディライトアダプターSC-4でも同様のことがいえます。

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ニコレックスFのシュー

ニコレックスFには純正のシューが出ていますが、前につけるようになっています。
その場所はセレン式の純正メーターを着ける場所にもなっていますので、メーターを付けるとシューが使えません。
しかし、ニコマート用のシューがそのままペンタカバー部に着けられますので併用も可能です。

35ミリ一眼レフの黎明期の物は各社ほとんどがアクセサリーシューが別付けになっていましたが、おそらく当時はフィルムの事情などもあり、今ほどストロボやフラッシュを使わなかった為、そういう考え方になったのかもしれません。


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最新カメラ診断室

アサヒカメラニューフェース診断室として掲載されたカメラをいくつか再掲載して発売した「最新カメラ診断室」などの復刻版に各カメラを診断した時の掲載時期(掲載号)が紹介されています。
下記にニコン関係を抜粋しますが、以前紹介しましたように当時のオリジナルと復刻版では若干掲載されている写真やレイアウトなどに変更が見られます。もしオリジナルをお持ちなら比較してみてください。

・ニコンSP   1958年4月号
・ニコンF   1959年9月号
・ニコレックス   1962年9月号
・ニコマートFT   1965年11月号
・ニコンF フォトミックTN 1967年9月号
・ニコマートFTN   1968年1月号
・ニコンF2 フォトミック 1971年12月号
・ニコマートEL   1973年3月号

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丸Cレンズ

ニコンFマウントのレンズで「C」の文字が入ったレンズ銘の物は皆さんご存知のようにフレアやゴーストを軽減する目的で多層膜コートされたレンズです。
この表示が始まったのは72年夏(7月頃)からで50mmF1.4が最初です、しかし、その表示は無かったのですが既に35mmF1.4や28mmF2は多層膜コートで新発売されてました。

さて、これとは別にずっと以前からRF用のニッコールレンズ等にも「C」表示は使われてました。
こちらのCは多層膜ではなくコーテッドレンズ(単層膜)を表わしてました。
しかし、写真レンズの表面に反射防止膜を蒸着するのは常識になり、いつしかこのC表示はされなくなりました。
ニコンS系ニッコール関してこのC表示が付けられなくて発売されたのはニッコールT 10.5cmF4が最初だと思います。10.5cmF4の新発売の時期は昭和35年です、また、これより少し前、昭和34年発売のニコンS4に着けられていた標準レンズ5cmF2にもC表示が無い物が付けられていたそうですのでFマウントのニッコールレンズに合わせてC表示を付けなくなったのだと推察してます。

冒頭に記しましたようにこれが多層膜コートの表示として数年後に復活した訳です。現在では逆光に強いと評判の「ニコンスーパーインテグレーテッドコーティング」に発展し、更に一部レンズには「ナノクリスタルコート」とニコンが呼ぶ可視光域全域で従来以上の反射防止効果の有る技術が採用されているとの事です。

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元祖標準ズーム 「ズームニッコールオート43~86mmF3.5」

画像はズームニッコールオート43~86mmF3.5の1969年頃のカタログページです。

4386_1a
4386_2a

ニコンF用ニッコールとしては3番目のズームレンズとして昭和38年1月に登場し、他にはニコレックスズームに着けられて標準レンズ域をカバーするズームレンズの走りとして登場しました。

当時は43mmはやや広角として扱われていたようで、コピーにもショートズームという文言が見られます。
しかし、43mmはちょうど135サイズフィルムのほぼ対角線の長さで標準レンズの範疇になりますので、個人的には眠い標準レンズプラスαの認識しかありませんでしたし、周辺が流れ、画質もあまり好みではありませんでした。
とはいえ、当時としてはコンパクトで連続して画角が変えられ、コストパフォーマンスの高いレンズの1つで相当数が出ていましたし、短焦点の標準レンズをセットとはせずにちらのレンズをセットにして購入される方も結構見受けられました。

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S-36の電源

ニコンS-36は大きく分けますと前期型と後期型に別れ、前期型は使用電圧も9ボルト(単3電池6本か単2電池6本)の2線式、後期型はF-36と同様に単2を8本使う3線の筆筒型のようなバッテリーケースを使います。
また、コード類も後期型はF-36と同じ物ですが前期型は2線式をつかいます。
ただ本体の電源入力コネクタの形状は同じですので前期型の2線式にも後期型の電源コードプラグは入りますしその時の極性も同じでプラグ中心部の穴はプラス、周辺部の先はマイナスになっていますので一応動作させる事は可能です。
しかし、前期型の調整を9ボルトの速度で行っていますと、後期型の12ボルトではコマ速度が上がってしまい単写時に於いて(同調しなくなって)空振りが発生して連写状態に陥ることが頻発しますのでご注意ください。
前期型の2線式バッテリーのボタンを押すと連写のみ対応します。(この時本体の方はCに合わせてください)

F-36と共用のバッテリーケースは比較的見つけやすいので前期型に流用する場合の注意ですが、先ほど記しましたように12ボルトのままですと同調が難しく壊す恐れが出てきますので電池6本のみ使用するように工夫をし、バッテリーケース側のスイッチを操作しないようにしてください。
(ケースのスイッチを操作しテスタをあてますと分かりますがプラグの極性が切り替わってしまいます。)
私はF-36に付属していた電源プラグを使い別にコンパクトな単3電池ケースを自作しました、このようなプラグを別に入手できるなら自作は割合簡単に出来ますので、オリジナルに拘らないならお勧めします。

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ニコン ブランドシンボルマーク

以前にニコン75年史に掲載されていたニコンマークの変遷を紹介しました。
ニコンマークの変遷
その時少しふれましたシンボルマークの画像をステッカーなどから取り込みましたので紹介します。
どれも馴染み深いものですが皆さんはどのマークが好みでしょうか?
A_2
*長円形の枠囲みNikonマークが広告やカタログなどに使われだしたのは昭和45年秋ころからでそれ以前は下のプリズムとレンズ?を模した枠にNippon Kogaku Tokyoの文字のマークが使われてました。
Photo


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ニッコールクラブ

ニッコールクラブは昭和27年に設立されました。私の初めての入会時は入会金が100円、年会費が2000円で累計会員数は既に10万人を超えていました。
画像は私が入会した時の案内書の表紙です。
A

私はこの案内の表紙デザインがとても気に入ってます。おそらくこれも亀倉雄策氏の手がかかっているのだと思いますが確認した訳ではありませんのでもしかして間違っていましたらご容赦願います。(情報を待ってます)

さて、ここに来ていただいている方々の中には既に入会されている方も多数居られるかと思いますが何年間も累計会員数が20万人を超えたところで横ばい状態だと聞いています。
実はこの累計会員数の中に私は3人含まれています。(苦笑)
会費を納めず新たに入りなおす行為を過去に2度やった為です、そのおかげ?でニッコールクラブのバッジを3個持っています。
残念ながらすぐに出せなかったので画像を載せられなかったのですがその時期でサイズなどに違いがあるのです。(因みに近年のバッジが好みです。)

*上記の理由で永年会員の表彰はもう暫く先になりそうです。(笑)
*ニッコールクラブへの申し込み要領などはここでは割愛させていただきます、興味のある方は検索するなどして情報を得てください。

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5cmF1.1など新製品紹介

195604a
上の画像は写真工業昭和31年4月に掲載された日本光学工業の新製品紹介のグラビアページです。

これによりますとレンズが4種、ファインダーと複写装置の6種が載っています、ファインダーには画像は有りませんが以前少し紹介しました光像式ユニバーサルファインダーをさしていると思われます。

また、接写、複写用のレンズもこの頃はまだマイクロニッコールのネーミングにはなってませんでしたし3.5cmもオールブラックモデルが載っているなど初期の割合珍しい物や幻?のファインダーなど私にとっては気になる物ばかりです。

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F2用モータードライブバッテリーMN-1の再生

今年5月1日のブログで紹介しましたニッケル水素のボタン型代用電池ですが、これの3セルの物と4セルの物を繋げてMN-1の中身との入れ替えを行う事を考えました。
(DN-1に使われている電池のセルとMN-1に入っている電池のセルは数は違いますが同じ物が使われていました。)
まだ、実行に移してはいませんが、電圧は1.2V×14セル=16.8Vです、また、初期の電圧が高い場合でも許容電圧に入ると考えてますので若干モータードライブのコマ速度の向上も望めると思います。
実際に同様の事を既に何年も前からやっている方も居られると思います。
ただし、モーターから出ているピニオンギヤは樹脂製で劣化し割れてしまいやすいのでMD本体を壊す恐れもあります、参考程度に見ていただき、万一実践される場合は自己責任でお願いします。

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