F5用単3ホルダーMS-30二段活用?
今回もDIYネタです。(汗)
ニコンF5の専用充電池MN-30は既に在庫払底で入手できなくなってから久しくなりました。
おそらくF5でMN-30を使っていらした方の手持ちのMN-30もかなりくたびれてきている事だと思います。
かくいう私の物も相当くたびれてしまいどれもフィルム3本程度でダウンしてしまいます。
そこで通常は単3電池ホルダーでしのいでいるのですが、以前少しF4用のMB-21の時ふれましたように9本用のホルダーはメーカーでは用意されませんでしたので二次電池での使用は控えてました。
しかし、私もこれにニッケル水素電池(エネループ)を9本入れて使う事にしました。
1.5ボルトのアルカリ電池やリチウム電池を9本入れて使うと故障しますので1.2ボルトのニッケル水素電池限定とし、当然自己責任での使用となります。
加工は極力少なくしホルダーは無加工、もしくは通常使用に戻せる程度の加工にとどめることを念頭におきました。
さて、加工ですが単3型ニッケル水素電池1本の両端に数センチ程度のリード線をハンダ付けしそのリード線の反対側には真鍮の薄い板をハンダ付けしただけです。
-電池A+][-電池B+
↑
これをホルダーMS-30の上段つまみ側から見て右の電池列の電池と電池の間の接点同士(上記矢印部分)が短絡しないように薄いプラ板などで絶縁し、この板と電池との間それぞれに先ほど加工した電池のリード線接点を差し込み(極性を間違えないように注意!)線付き電池を空いたスペースにテープなどで固定して完成です。
(ようはホルダーの空きスペースに直列に1本割り込ませただけです。)
取り付けのテープも当初はビニールテープを使用していましたが、粘着力とのり残りなどを考慮し現在はマスキングテープを使用しています。
ただ、文字で記すと簡単ですが電池同士に隙間を空けるのは結構きつく、絶縁板をはさむことと更に接点板を差込のはそれらに薄い物を利用しても少々大変です。
一応この状態で撮影可能本数は増えたように思いますが、実はまだ十数本しか撮ってないので私自身の確認はできていません。しかし、このような使い方(ニッケル水素単3電池9本使用)を10年以上前からやって居られる方は何人もいらっしゃると聞いていますのでそれなりの実績はあるのだろうと自分の都合よいように判断しています。
巻き上げのコマ速も36枚撮りフィルム1本(37枚)を約5秒で撮り終えましたので電圧は1.2Vほど低いにもかかわらずMN-30とあまり遜色ないと思っています。
因みにMN-30を分解すると判ると思いますが、こちらは径は同じですが、単3電池より全長が短い特殊サイズ(42.5mm)のニッケル水素電池が10本直列に繋げられています。
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