ニコンレンズシリーズEズーム36~72mmF3.5
ニコンレンズシリーズEのズームとしては2番目に発売されたこのレンズは開放F値3.5固定でコストパフォーマンスも高くオートニッコールから続いていた43~86mmズームに換わる位置付けの標準ズームだと思っています。
ただ最短側が1.2mと長く、マクロ機構も無かったのが残念でした。その為かクローズアップレンズの紹介なども取り説には記されていましたが、枠の厚みのあるフィルターやクローズアップレンズの場合は広角側での最短距離撮影では若干のケラレが生じました。
これはアタッチメント径52mmに拘った結果なのですが、私個人的には、この52mmアタッチメント径統一は歓迎できるものでした。
1981年10月発売でAi-Sレンズに似た(New)タイプのデザインで発売されました。
(New)タイプの特徴の1つにフィンガーポイントが設けられていることがあります。
これはこのポイントが最上部に来るようにレンズをボディマウントに当てるとスムーズに着脱が出来るようにと付けられたものです。シリーズEは入門者を主な対象者としている為付けられていると思われます。
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