個性的な描写が生きる本格派超広角レンズ18mmF4
ニューニッコール18mmF4は昭和50年2月に発売されました。
当時のカタログコピーは「個性的な描写が生きる本格派超広角レンズ」でした。
画像はそのカタログの一部です。
このレンズはフード(HN-15)付きで掲載されています、通常はフード組み込み品以外はフードを着けての掲載はありませんので珍しい例の1つといえましょう。
また、フィルターも86mmのアタッチメントサイズの物が一般的ではない為なのか平枠のシリーズ9をフード併用で使用する事が推奨されています。
今では18mmF4程度ですとレンズメーカーの物など35mm判フルサイズ用の広角ズームの最広角端側で同様のスペックを持っていますのでそれほど珍しくはなくなりましたが、当時は他メーカーからの同様品がほとんど無い事からも18mmの単焦点でこの仕様に収めるには結構設計上の苦労があったことが伺えます。
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