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ケースの話

長尺マガジンMZ-1は各種250フィルムバックの共用マガジンですが、これに付属するケースは実は接写リングK型用のを代用したのが始まりでニコンF時代に遡ります。いつ頃まで現行品であったか未確認ですがケースのみの価格は500円でKリングのケースと(当たり前ですが)同額です。型番はありませんでした。

現行時にもあまり目にしなかったケースの1つにニコンEM+モードラMD-Eが収納できるエバレディケースが有りました。型番はCF-16で価格は4000円でした、今では合成皮革が加水分解してボロボロになってしまった物ばかりかと思いますが珍品には違いないと思います。

ついでにセミソフトケースの型番でCF-16以前までの物を簡単に紹介します。
*CF-13が判りませんでした。

CF-1:F2の一般用、牛革製
CF-2:F2のアクションファインダー用、牛革製
CF-3:セミソフトの前ブタ(上ケース)のみで35-70や25-50、43-86などのショートズームが収まる長めのもの、牛革製
CF-4:ニコマートFTn、FT2、FT3用
CF-5:ニコマートFTn、FT2、FT3用カメラケースの前ブタ(上ケース)のみで43-86ズーム付き用
CF-6:キャリングケースで80-200ズームを付けたニコン一眼レフ一般用
CF-7:FE、FM系一般用
CF-8:FE、FM系43-86ズーム付き用
CF-8A:FE、FM系前ブタ(上ケース)のみで35-70や25-50が収まる長めのもの
CF-9:FE、FM系MD-11、12及び43-86ズーム付きで収納可能
CF-10:ニコマートEL、ELW、EL2系の一般用セミソフトケース
CF-11:ニコンEM+50mmF1.8S(薄型)付き用
CF-12:ニコンEM+シリーズE100mm付き用
CF-13:
CF-14:ニコンEM+43-86及び36-72Eズーム付き用
CF-15D:FE、FM系データバック付き底ケースのみ

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コメント

はじめまして。
F2用革ケースCF-1のことなのですが、裏地の色が茶色とワインレッドの2種類があるようです。
当方ワインレッドのものを所有しておりますが、これ以外に同じ色のものを見たことがありません。
製造時期によって違うのか、それとも色が選べるようになっていたのか…
情報お持ちでないですか?

投稿: かず | 2009年2月21日 (土) 01時20分

かずさん、こんにちは。
ニコンF2用のセミソフトケースですが、ワインレッドの内張りは知りませんでした。
ワインレッドの内張りですと、古くはSPの露出計付きを納めるMRケース、ニコマートやF、F2のハードケースCH-1などの物が思い浮かびます。
私が記憶している範囲では色は選べなかったように思います。想像でしかありませんが、もしかしたらお持ちのCF-1は初期の古い頃、CH-1などと同じ内張りを使っていた時期があったのかもしれませんね。今後私もそのようなケースを探してみることにします。
情報有難うございました。

投稿: MARU0 | 2009年2月21日 (土) 15時56分

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