ビス無しマウントのニッコールオート
初期の頃のニッコールオートや2.1cmなどはマウント面にビスが見えません。
これらレンズのマウント面もノッペリしたものから溝入りまで変遷しているようです。
これらビスの無いマウントはどのように固定されているのでしょう。
バヨネットマウントの外径側からすりわり付き止めネジ(セットビス)が入るネジ穴が加工されており、内部の鏡筒部と固定しています。
その箇所の上には絞りリングが被さっていますので、固定用のネジは見えないという訳です。
ネジ無しマウント採用のレンズはだいたい1962年初頭辺りまででそれ以降はマウントの固定方法はネジの見えるものになりました。このタイプの最後と思われるのは20cmF4で16万台の初期ロットくらいまでだと言われています。ネジ無しマウントの20cmはひょっとしたら隠れた珍品なのかもしれません。(汗)
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