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ニコンカメラの名称

レンジファインダーのニコンカメラの名の由来というか意味ですがだいたい以下のようになっているようです。

ニコンI型:日本光学工業で最初に製作した35ミリ判精密小型カメラですが、当初は単に「ニコンカメラ」でI型の名称はついていませんでした。その後発売されたカメラとの区別のためI型と称するようになりました。

ニコンM型:ニコン版とライカ版の中間(Middle)、MはアルファベットでL(ライカ)とN(ニコン)の間等諸説あるようですが、改造とか修正との意味である「Modified」のMが最も有力なようです。しかし、本当のところははっきりしません。

ニコンS型:シンクロ機構を内蔵した「Synchro」のSから由来が来ています。

ニコンS2型:S型を改良した次とのことでS2型になりました。久野幹雄氏の著書「レンジファインダーニコン」にはS2E型(モータードライブカメラ)との記述がありますが、ニコン社内的には「S2型用モーターワインダー(カメラ)」と呼んでいたようです。写真工業での紹介記事にもそのような表現がされています。(SP以降はモータードライブとなりました)

ニコンSP型:I型からS2型までのファインダー機能を向上させ、S型カメラの最高級機種で「Professional」の頭文字「P」を合わせて名称が決まったと聞いてます。

ニコンS3型:SP型の普及型として発売され、S2型後継機とのことからS3型になったようです。S3系はロゴの書体がSP以降の一軸不回転シャッターを持つ兄弟カメラの中ではcenturyと異なっています。

ニコンS4型:キヤノンPなどとの価格面での差を埋める為S3型を更に簡素化し、ニコンカメラ奉仕版としてでました、S3の次とのことからS4型になりました。

S3M型:モータードライブ撮影での高速化を図るため、S3型の基本性能を残し画面サイズを半分にしたハーフサイズカメラで登場し、「Motor」のMから由来が来ています。

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