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ニコンFM

ニコンFMはそれまでのニコンカメラ全体に大きくて重いがっしりしたカメラというイメージからの脱却を図りコンパクト化したカメラのはじめの1台です。


Fma









ファインダー内の露出表示は画像のように3個のLEDによる5段階表示でF2フォトミックSBのDP-3やASのDP-12と同様になってます。
Fma_1








しかしDP-12などと違い受光素子はこの頃新たに使われだしたGPD(ガリウム・ヒ素・リン・フォトダイオ-ド)が採用されましたがGPDはその後の後継機などに採用される事なくこのモデルのみで終わっています。
温度特性や受光感度分布(赤外線域を拾わない)などSPDと比べても有利な点が多かったらしいのですが猛毒の砒素が使われている為に製造現場での人体への影響や廃棄された場合の環境問題などからGPDの製造が難しくなったのではないかと想像しております。

ニコンFMの設計着手は1974年9月、発売までに2回の機能試作と3回の量産試作が行われました。
出荷台数ですが1977年5月から83年4月までの間に843233台が出荷されました。
内訳は、生憎白黒別のデータは持ってませんが国内分は230681台、輸出分が612552台となっています。


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コメント

ニコンFMは僕の好きなカメラの一つですが、MARUO様はどの時期のFMが好きですか?僕は初期型が好きなのですが理由としては、ニコンF2同様にシャッターレリーズボタン周りにロックがついているデザインが好きなことと、その構造によって後期と違い巻き上げレバーが格納されていてもロックされずここぞというときにチャンスを逃さなくてすみそうだからです。ニコンFMは一見地味ですが、中身はニコンの当時の最新技術がもりこまれており非常に魅力のあるカメラだと思います。もしでよろしいのですが、何かFMについての資料をお持ちであればアップしていただけないでしょうか?

投稿: igay | 2009年3月 9日 (月) 13時07分

igayさん、こんにちは。
私がすきなのは、初めて1/4000秒を実現したNewではないFM2です。これはハニカムの肉抜きを施したチタン羽根が使われています、これも当時の最新技術の1つですね。

*ニコンFMの技術資料などはそのうち紹介します。

投稿: MARU0 | 2009年3月 9日 (月) 16時19分

FM2ですか、いいですね。カタログ表紙MAX4000のロゴも結構気に入ってます。ハニカムチタン羽根はFE2をもっているのでわかりますがこれはきっと当時ではかなり画期的な技術だったと思います。

投稿: igay | 2009年3月 9日 (月) 19時48分

本日FMの取り扱い説明書がシステムチャートとともに手に入りました。初期型で、ボディ後ろにNikonと彫られていた頃のです。後期型のコピーと内容を比較するとかなりの所が変更されているのが分かりました。とくにシャッターの項目とフラッシュ撮影の項目の画像および説明文の変化が大きいと思います。データーパックMF-12は初期版ではまだ発売されていなかったのか載っていませんでした。このデータパックはいつ頃発売されたものでしょうか。もし分かりましたら教えてくださいますとうれしい限りです。あと、そのうちでいいのでもし可能でしたらFMの初期カタログと後期カタログの違いについてをアップしていただけないでしょうか。説明書がこれだけ違うとなるととても気になります。

投稿: igay | 2009年4月 7日 (火) 21時09分

igayさん、こんにちは。

FMのカタログですが、そのうち紹介します。
また、MF-12ですが価格表などを調べてその時にでも記しますので少し待ってください。

投稿: MARU0 | 2009年4月 8日 (水) 16時37分

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