開放F値設定動作(ガチャガチャ)
ニッコールオートレンズを使っている古いユーザーにはお馴染みのレンズ開放値設定の為に絞りリングを開放から最小値までの往復動作を俗にガチャガチャとか言いますが、あの動作はニコマートFTn以降に始まりました。
それ以前のニコンFフォトミックTや、フォトミックTn、ニコマートFTなどのTTL露出計内蔵機種はレンズ装着のつど開放値を設定してやる必要がありました。
これは意外と馴染みがなく知らない方や忘れて?しまった方も結構いますので古い機種を持ち出しレンズを交換する場合は(ガチャガチャやっても設定されない)注意が必要です。
ガチャガチャ動作で設定できるカメラはニコンフォトミックFTn、ニコマートFTn、FT2、ニコマートEL、ELW、ニコンF2フォトミック、フォトミックS、フォトミックSBの1967年10月以降新発売、1977年3月のAi対応機種以前の間に出たTTL露出計内蔵ファインダーやカメラです。
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コメント
揚げ足を取るようで申し訳ありませんが、外光式のニコンFフォトミックとニコンメーター(各型)は開放値を設定する必要はありません。もちろん、ガチャガチャも必要ありません。(できません。)細かいことを指摘してすみません。m(__)m
投稿: スポック | 2007年4月11日 (水) 03時36分
コメントありがとうございます。
そうですね、外部露出計ですのでうっかりしておりました。早速訂正させていただきました。
投稿: MARU0 | 2007年4月11日 (水) 05時08分