ニコンF3 イルミネーターボタン
ニコンカメラではF2以前は暗い時にファインダー内情報を照らし出すイルミネーターが用意されていましたが、ニコンF3以降では本体にそれが内蔵されるようになりました。
しかし、F3の場合はそれがとても使い辛く不評でそのスイッチ部分を小さなディップスイッチに交換して使っているプロも見かけました。(プロサービス引き受け)
F3AFではファインダーが大きく横にもせり出していますし、アクセサリー用ターミナルに何か繋がっていますとほぼ利用は無理?と思えるほど使い辛いものでした。
このイルミランプを点灯させますと結構電池の消耗が激しい為頻繁に使われないように?あえて小さく使い辛くしたのではという意見もきかれましたが実際のところは未確認です。
さて、このイルミランプを露出計ONと連動させて点灯させる事は自己責任での簡易改造になりますが、それほど難しいことではありません。
本体のイルミスイッチ部分の内部にアルミ箔などをつめて短絡させればOKです。
ただ電池の消耗が激しいのでMD-4併用などMD-4側から電源供給されている場合のみそのようにするのが望ましいと思います。
因みに私はこの方法で120万台の初期のF3を使い続けてますが使用頻度も落ちてきている事もあり未だにイルミランプの球は切れていません。(この機体のオーバーホールは過去に一度のみでその後改造したものです。)
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