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ニッコールレンズの枚数

ご存知の方も多い筈ですが、ニコンFマウントの「New」以前の所謂ニッコールオート時代以前、ニコンマウントやLマウントの物も含めてかつてはレンズの構成枚数をラテン語/ギリシャ語の数の頭文字のアルファベットで表していました。

T Q P H S O N D UD BD TD QD PD ・・・
3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15

といった具合です。
この表記は基本的にはラテン語なんですが、ただ4と5、6と7の頭文字が同じ表記のなので、5と6だけはギリシァ語のPとHを使っています。

 ラテン語     ギリシァ語     数
 Tres      treis        3
 Quattuor   tettares     4
 Quinqui    penta     5 ☆
 Sex       hex       6 ☆
 Septem    hepta     7
 Octo      octo      8
 Novun     hennea    9

因みにオートレンズ時代でもズームニッコールやテレフォトズームなどのズームは構成枚数が多かったからか最初からこの表記はされてませんでした。
この表記がされている最大枚数はおそらく下の画像の13mmプロトタイプ(12群16枚構成)ではないでしょうか。


13mmf56autohdca

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