ニコマートFTn 最小絞り値
露出計内蔵のニコマートですがFTの頃はオートレンズのほとんどが最小絞り値が22まででしたので測光の為の連動範囲も同22まででした。(例外マイクロなど一部レンズ)
中央重点測光のFTnになった当初も同様の範囲までしか対応はしておりませんでした。
しかし1968・9年頃から最小値を32まである望遠や最小値を32に変えて出た物がではじめてきた為それに対応出来るよう改良されました。改良の始まった時期ですが1969年の終わり頃か1970年頃からだったようです。
ですので初期のニコマートFTnなどでは最小絞りが32より大きな数字のレンズを着けてみても22より絞り込めない物もあります。当時、顧客の依頼によりこれを解消するように改造も引き受けていたようです。
| 固定リンク
「Nikon Camera」カテゴリの記事
- なめらかな動作が品質を保証する Nikon(2014.08.27)
- 標準レンズ付きカメラ修理料金 (43年前)(2014.08.23)
- 新製品ガイド ニコノス(2014.08.12)
- 1690年日本カメラショー 日本光学新製品(2014.08.09)
- 3つに働く・・・(2014.08.03)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント