ニコンF3 クォーツ制御
ニコンF一桁機で初めにボディ内にAE機構を組み込んだのは1980年発売のF3でしたが、その中でのマニュアル秒時の制御などにはクォーツが使われてました。しかし、クォーツは発振の立ち上がりが遅く、常時で電圧を印加する必要がある。(F3に実際に流れている電流は微量)マイコン制御する上でクォーツの32KHzのクロック速度では処理に時間がかかりすぎる。(F3はマイコンでなくデジタル/アナログの回路で必要な処理を行っている)などの理由からF4以降では小型で立ち上がりがよく発振周波数の高い振動子を用いるようになったそうです。
その事もあり「クォーツ制御」などの文言はAF機では見かけることは無いのだと思います。
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