「Nikon」カメラ
昭和23年の「ニコンカメラ」(所謂ニコンI型)から昭和50年頃までは多少の例外はあるものの「Nikon」を冠したカメラというのはプロや高級アマチュアを対象としたシステムの発展製に富んだ高機能高級機をニコンカメラと総称していたように思います。具体的にはニコンカメラ(ニコンI型、Nikon1)、ニコンM型、ニコンS型各種、ニコンF、F2です。
その他に35mmフィルムカメラではニコレックスやニコマート(海外ではNikkormat)などは普及機、一般機として区別され当時「Nikon」は一目置かれた存在だったように思います。
例外はニコンオート35がありますが、こちらは国内向けで海外輸出はニコレックスオート35ででてましたので対外的には特に意識していたように思います。
しかしAi化以降はNikomatELWの後継機がNikonEL2と「Nikon」を冠したのをはじめ、NikonFM、FEと後のカメラにも全て「Nikon」を使うようになりました。
時代の流れから言えばそれが良かったのかも知れませんが、私、個人的にはやはり「Nikon」カメラは高級機のイメージがありましたので当時は違和感を持っていました。
とはいえ、F3が出てすぐにEMという当時最普及一眼レフも同時に買ってたりしてますので違和感はあったものの抵抗感はそれほどでもなかったようです。(汗)
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