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1971年に行われたシカゴのフォトエクスポで発表されたAFニッコール80mmF4.5ですが、当時はCCDはまだ無く、センサーにはCdSを使っていました。 CdSの発生電圧の変化を使った、一種のコントラスト検出方式で焦点検出を行っています。(合焦位置を探すのに、センサーを前後に微小移動させています。) 雑誌の紹介記事を見ると判りますがレンズの光学系の途中からリング状のミラーで光線を分け、下部のセンサーに導いています。
センサーの反応速度の遅さや測距精度、大きさ重さなど実用レベルとはいえないものでしたので市販には至りませんでした。
2007年2月12日 (月) Nikkor Lens | 固定リンク Tweet
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