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ニコンFマウント(2)

ジャンクのプロネア600iを眺めていたらレンズマウント周りがシンプルなのを再認識しました。
マウント外周りにあるのは最小絞りの検出レバーしかありませんねぇ・・・

私は古い目のカメラしか持ってませんので(なにせ所有最新AF機がF5です。汗)新しいデジ一やF6などはとんと疎いので間違っていたら申し訳ありませんが最小絞り検出機構についての背景などちょっと考察しながらニコンFマウントの連動機構などについての自分の理解のおさらいをば。

FAではPモードで絞り環の設定F値がf11より小さい時、ファインダー内の液晶表示に「FEE」と警告表示されます。
FAの出た時は、CPU内蔵ニッコールレンズなんてありませんでした。
開放F値連動ガイドと露出計連動ガイドから機械的に伝達される情報(開放からの相対絞り位置)をもとに算出した絞り環の設定F値がF11より小さいかどうかでこの警告表示を出している考えています。
これは、開放F値連動ガイドのない改造Aiニッコールでは「FEE」の警告がでないということからもそうでは無いかと思っています。

ただFAの頃は、この警告は絶対的なものではなく、Pモード(プログラムAE)での絞りの最小値に制限をかけるために使用者があえて意図的に絞り環を最小位置にしないという使用方法も容認というか考慮されていたように思いますし実際にそうした使い方をしていました。このFAの方式は、F-501やF-301でも同様だったと思います。

F-501とともにCPU内蔵ニッコールレンズが発売されましたが、AF第二世代でまだMFレンズが主流であり、同時開発された姉妹機であるF-301もMF機であることから機械的な検出方式を用いたのだと思います。
その後のF-801やF90などこの当時の上級機では、機械的な伝達機構の簡略化などより一層の電気化を進めた為、開放F値連動レバーが省略され、代わりにCPU内蔵ニッコールレンズからの電気的な信号により開放F値を検出していますし最小絞り値(最大F値)情報も電気的に受け取っています。


しかし、レンズの絞り環の設定F値は従来通り露出計連動ガイド/レバーにより得た開放からの相対絞り位置情報を用いて算出しています。
これは、Aモード(絞り優先AE)でレンズを装着した状態で絞り環を回さずに露出計連動レバー(ボディ側)のみ回すと液晶パネルの絞り表示値が変わることからも判るかと思います。
おそらく、初期のCPU内蔵ニッコールレンズは、この時点では絞り環の設定値を電気的に検出する機構(接点)をもっていなかった(もしくは使っていない?)のだと思います。
従来のMFレンズ(非CPU)を使用する際のことを考慮に入れての事は当然あるとか思います。
このため、絞り環が最小絞り位置にあるかどうかも電気的には知る事ができません。
伝達される情報をまとめると、

電気的伝達:開放F値、最小絞り値、焦点距離、被写体距離(Dタイプ、Gタイプ)

機械的伝達:開放F値(開放F値連動ガイド)、開放からの相対絞り位置(露出計連動ガイド)、最小絞り値(EE連動ガイド)

ということだと思います。

さて本題、D100・D80・D70s・D70・D50・D40・F80シリーズ・U2・U・Us・F60D・F50D・F-401シリーズ・プロネア600i・プロネア S といった機種では、機械的な伝達機構をさらに簡略化して、露出計連動レバーも省略してしまいました。

これらカメラでは(CPU内蔵の)レンズからは電気的に開放F値情報が送られてくるものの、実際の絞り位置がわかりませんと絞りの設定F値の算出はできても、露出時に適正値まで絞りこまれるかは実絞りの位置次第になってしまいますね。したがって、絞り環が最小絞り位置にある必要が出てくる訳ですし警告も必要になってきます。。
そこで、最小絞り設定警告用の検出は本来F2のEEコントロールユニットDS-12のためだけ?に設けた筈のEE連動ガイドを用いるとたまたま都合がよかったのでこれを利用して最小絞りの位置検出を機械的伝達で行っているのだろうという結論に達しました。(大汗)

Gタイプ以降のAiタイプでは無いニッコールは今のところ興味が薄いので不勉強な部分が多いなぁ
うーん何か誤解してるような・・・・←自分
いまだにFやF2アイレベルなどのシンプルな素のFマウントをメインに使ってますので多分に誤解錯誤があるかと思います。
最近のニコンFマウントについて詳しい方のコメントなどいただけたらありがたいです。

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