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ニコンF3 MD-4修理用検査規格

ニコンF3用のモータードライブMD-4の修理などの際にチェックする項目などの一覧です。
Md41
Md42

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ニコンF 白い点?のF

ニコンFは初期から最終までに各所変更がなされています。
その中で早い時期にミラーボックス部の変更が行われたのは以前に少し書き込みましたが、今回はその補足で初期型のニコンFの特徴にクイックリターンミラー機構のバネが2本か1本かという部分の見分け方2点です。
1:ミラーの上部押さえの爪が2本はおそらく初期のミラーボックスの特徴を備えてると思います。
2:シリアル番号ではおよそ6408000番以前は初期のミラーボックスではないかと言われています。その後はミラーボックス上部のファインダーが付く部分ファインダー側から見て左側に白い点が付けられている物が6409000番台以降649万台辺りまで見られます。
改良型の1本バネミラーボックスとの見分けに付けられたのではないかと思われます。
これはフォトミックT以降のファインダーを付ける為の切欠き加工がされていると無くなってしまい分かりませんので初期のニコンFでも確認できない場合もあります。
F
ブラックニコンFの画像です。赤い○の中の白い点です。

Fa
クロームボディの白い点

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ニコンF3 ボディグリップ部材

ニコンF3は1980年3月に発売されました。120万台の番号から最終の200万台まで欠番が無ければおよそ80万台のF3が作られた事になります。
ニコンカメラF一桁機としてはボディの右手で持つ部分が持ちやすいようにグリップ部分に膨らみを持たせた初めのカメラではないかと思います。デザインはジョルジェット・ジュージアーロ氏で外部のデザイナーによる意匠を全面にだした広告もこれが初めのものだったように思います。
このグリップ部の擬革素材ですが発売当初はドイツのある高級車のハンドルに使われていた物と同じ物が使われていました。これはジュージアーロ氏のこだわりの1つだったような事が紹介記事にも表記されていました。
しかし、実際のカメラマンなどの評判は芳しくなかったようでより滑りにくいゴム素材の物へとの変更されました。
時期的には防水性能の向上の変更などとほぼ同時期で発売後2年ほど経った82年末頃だったと思います。
初期のF3でもオーバーホールをするとこのグリップ部の擬革も剥がさないといけない為ゴム部材と交換されてしまいますので、今ではこの素材の使われているF3は少ないのではないかと思います。

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エル・ニッコール

エル・ニッコールの「エル」はご存知のようにEL、即ちエンラージング、引き伸ばしの略号です。
ようは引き伸ばしレンズなのですが、銀塩撮影が相当減っている今では中古などは需要が無いので安価に市場に出てたりするんです。
実は開放絞りでも十分な周辺光量と非常に少ない歪曲収差などとてもよく各収差が補正されていてもっと引き伸ばし以外に実用されても良いのではないかと思っています。
例えば以前ここにも書き込みましたがベローズアタッチメントPB-4とニコン純正のマウントアダプタ「MAマクロセツゾクリング」を併用した接写やあおり撮影、試した事はありませんが近紫外線域まで補正され紫外線が通りやすいレンズですので紫外線透過フィルターを使っての紫外線撮影(UVニッコールの代用?)も可能ではないかと思います。
他にももっと変わった使い道はあると思います、宜しければご伝授いただければ幸いです。

Elnikkor5cmf35


画像は初代のエルニッコールの広告で当時は撮影用の50mmレンズの転用をしていたようです。('48光画月刊より)

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AMUSING LENSES ニコンおもしろレンズ工房

AMUSING LENSES ニコンおもしろレンズ工房は平成7年末に数千セットが発売されました。
超望遠、超広角、マクロ、ソフトフォーカスの多彩な撮影効果を安価に気軽に試してもらおうとして作られたと聞いてます。店頭での実売価格はだいたい2万円前後でした。
このレンズセットは簡易な構造で虹彩絞りもありませんが写りは外観や造りからの見た目以上に写り結構実用になるものでした。
レンズセットの内訳は「どどっと400」が400mmF8の超望遠レンズで2群4枚構成、最短撮影距離4.5m、鏡筒2分割式で携帯に便利な構造となっている。
「ぐぐっとマクロ」「ふわっとソフト」は同一鏡筒を利用組み換えでマクロレンズとソフトフォーカスレンズになり、
「マクロ120mmF4.5」 2群3枚構成、最短撮影距離0.64m、「ソフト90mmF4.8」 1群2枚構成、最短撮影距離0.4mとなっていました。
「ぎょぎょっと20」は魚眼レンズ風のディストーションでまるで対角線魚眼レンズのような撮影効果を得られるもので評判はこれが一番よかったようです。実際に私の使用でもこれらの中では最も多かったです。20mmF8、2群3枚構成、固定焦点1m~無限遠のパンフォーカスレンズ。
また、平成12年に同じセット内容ですが、若干の変更をして再生産し、ネットショップから再発売されました。
この時は箱のデザインなども若干違いましたが、更に別売で(株)ニコン技術工房より専用のフードも出て実用性はより高いものとなりました。このフードは金属製で造りはよいが、生産数が少ないので見かける事はほとんど無いと思います。ただ、箱と取り説以外にはニコン(関連子会社)製と判る表示がないのが残念です。因みに型番は20mm用がTI.HK-1、400mm用がTI.HN-1です。

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レフレックスニッコール2000mm

レフレックスニッコール2000mmF11は昭和47年6月に本体650,000円、架台90,000円、専用格納箱60,000円の受注生産で発売されました。
その後昭和49年初めには価格改定され本体800,000円に、昭和51年2月にマルチコート化され本体900,000円、架台100,000円、格納箱70,000円へとなりました。
ピント合わせは鏡筒側面のノブで行い、距離目盛りは鏡筒後部の窓内に表示されます。
またガイド用ファインダー兼用の持ち手が組み込まれています。

主な仕様は5群5枚構成レンズ、2枚の反射鏡使用のカタジオプトリック系、画角1度10分、重量17.5kgで専用架台使用時は仰角58度、俯角34度、水平方向は360度回転
フィルター4種内蔵(L39、Y48、O56、R60) レンズマウント部回転可能、最短撮影距離20メートル(後期型18メートル:マルチコート化の時レンズ構成は同じで光学系の変更が行われ最短距離も18mへとなりました。)
2000mmf11ca
2000mmf11da

2000mmf11b_1

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ニコレックスF

昭和37年6月に発売されたニコレックスFはコパルスクエア1型シャッターユニットを初採用したカメラの中の1台です。
マミヤ光機からのOEMと言われてますので同時期に出たマミヤプリズマットWPが原型ではないかと思います。
他にリコーシングレックスがニコンFマウント互換でそっくりのカメラがありますので供給元は同じではないかと推察できます。(昭和37年11月発売)
ニコレックスFの販売終了が昭和39年8月でこの間におよそ49000台が出荷されました。

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接写リングA型とK型

ニコンの50mm標準レンズを使って等倍までの接写が出来る、古くはA型、その後K型と改称された5種組み合わせの延長リング型アクセサリーがあります。
勿論他のレンズでも使用可能ですし各種レンズによる撮影倍率の表なども取り説には掲載されています。
ニッコールS5cmF2のレンズの時代には接写リングA型が在りましたがいつ頃かはっきりしませんが昭和30年代終わり頃にはそれがK型へと変わっています。
当初はA型は5.8cmF1.4の標準レンズで等倍までの撮影を基準に設計された物で50mmF1.4になり焦点距離が変わったのに伴い接写リングも変更されK型へなったのかと思いましたが各種リングのサイズ(装着厚み)はK型と変わりありませんでしたので理由は判りません。
因みに各種リングの厚みを記します。
K1リング及びK3リング、AリングとB2リングが5.8mmです。
またK2リングとB1リングが5mm、K4リングとCリングが10mm、K5リングとDリングが20mmとなっています。
A型とK型の違いや変更の経緯をご存知の方が居られましたらコメントなどでご一報くださると嬉しいです。

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Nikon F801 世界初1/8000搭載

昭和63年6月に発売されたニコンF801は1/8000秒の高速シャッターと5分割マルチパターン測光という華々しいスペックでデビューしました。
当時フォーカルプレーン式シャッターで1/8000秒というのは世界初でした。
また、AF駆動モーターの強力化や測距素子の見直しなどでより低輝度下での測距や高速化を可能にし、ハイアマチュアやプロにも十分通用するカメラでした。
じつはこのカメラは先行開発されていて当時まだ未発表だったニコンF4の技術のフィードバックを受けての物だったのですがF801発売後すぐに行われたソウルオリンピックでフィールドテストを受けていたニコンF4が一部で話題になり結果的にそれらを裏付けるものとなりました。

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ニコンFの耐久試験

ニコンFの耐久試験を行う場合、当時日本光学ではフィルムを装填しシャッター作動1000回(内訳、速度1秒で500回、1/1000秒で500回)を1サイクルとしてこれを10サイクル行っていました。
1サイクル終了毎に作動部分(レンズの着脱、裏ブタ着脱、ミラーアップなど11項目)を100回動かして作動チェックもしてました。
更に各サイクル毎にタイムラグ、接触効率、露出計精度など11項目の測定をするのもこの基本検査入っていたそうです。
このほかモータードライブを使用しての連続10万回のテストも併せて行っていました。

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ニコンFのダイキャスト部分

ニコンFのボディダイキャストにあるフィルムガイドレール部分ですが高い精度を得るためある程度組み付けが終わった時点で精密な研削が行われていたそうです。
またダイキャスト部分など軽合金部品にはアルマイトの表面処理が幅広く施されています。
アルマイト処理もその使用目的などに応じて硫酸アルマイト、蓚酸アルマイト、クロム酸アルマイトが使い分けられていました。

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最初の近距離補正式採用 24mmF2.8

ニッコールオート24mmF2.8は最初に近距離での収差、特に非点収差を取り除く事に成功したレンズです。
昭和42年に出ましたが当時24mm84度の画角を持つレンズとしては世界で最も明るいという説明がありました。
この明るさを実現できたのは近距離補正機構を組み込めたからだそうです。


*近距離補正機構とはレトロフォーカスのような非対称レンズでは遠距離に対し近距離の結像結果が悪くなりやすく、それを抑える為レンズの繰り出し機構とリンクして一部の光学系の間隔を変えるものです。
その部分が全体の繰り出しよりあまり動かないのでフローティングしているように見えることからフローティングレンズともいわれてます。

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ニコンFフォトミックの測光範囲

ご存知のようにニコンFフォトミックは外光式で反射光を測るようになっています。

Nikonfphotmic1









初期の物は露出計のスイッチは無くCds受光部への遮光板が設けられ、アクセプタンスコンバーターを電池蓋へ付けて置く事も出来ませんでした。
Nikonfphotmic2



















さて、外光式の露出計はTTLと違い測光の範囲が判り難いですがニコンFフォトミックの場合は35mmレンズでの全画面をカバーする範囲が通常状態での測光範囲にあたります。
また、アクセプタンスコンバーターを付けた時はファインダースクリーン中央の12mm円がほぼその範囲に相当します。
Nikonfphotmic

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フィッシュアイニッコール8mmF8

ニコンF用の全周魚眼レンズではフィッシュアイニッコールオート8mmF2.8がオートニッコールの時代からAiへ経て、Ai-Sのタイプまで長期に渡って作られ販売されましたので目にする機会が多い特殊レンズの1つだと思います。
これは同じ8mmの魚眼レンズですがニコンF用としては最初(昭和37年7月)に出た物です。
当時この魚眼レンズが出る前はニコンとしては全天カメラ用として16.3mmF8を着けた中判カメラがありましたがこれは設計が古く周辺部での収差、特に色収差の補正はあまり出来ていなかったようです。それを大幅に改善しニコンFで使えるように出されたのがこのフィッシュアイニッコール8mmF8という事だそうです。8mmf8a

8mmf8b

8mmf8c


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ベローズニッコール105mmF4

ヘリコイド式距離環の無いベローズアタッチメントを併用して使う接写用レンズとしてはニコンF用としては3代目にあたるこの105mmF4は昭和45年1月に発売されました。
これまでの135mmの物より拡大率が高く、ワーキングディスタンスも適度にとれる為照明がし易い事、自然な遠近感が得られる事などが利点で、等倍近くでも全画面でシャープな像を得られるよう設計されてます。
焦点距離が改められたのは当時発売されてコンパクトなベローズアタッチメントPB-3(当初ベローズ3型)で使ってほぼ等倍(0.9倍)撮影が出来るようにというのが理由のようです。

しかしベローズを使うため屋外などでの機動性や使い勝手がやや犠牲にならざるを得ませんでした。
これを改良し昭和50年11月にヘリコイドと自動絞りを持つ(New)マイクロニッコールが出ました。
この光学系ですがベローズ用とほぼ同じですが後群で僅かに違いがみられます。画像を見て比較してみてください。3枚目は前の2枚を重ねた物ですので違いが良く判ると思います。
105mmf4bellows
105mmf4new105mmf4
105mmf4bellows1
105mmf4bellows2














ベローズニッコールの取り説です。

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ニコンF フォトミックTとフォトミックTnファインダー

ニコンF用の露出計内蔵ファインダーで最も区別のつけ難い物にフォトミックTファインダーとフォトミックTnファインダーがあります。
外見上、上面から見て露出計スイッチ下に「N」の表示とそのスイッチ前にバッテリーチェックのボタンが追加されている方がフォトミックTnで、その程度の違いしかありません。(初期のフォトミックTファインダーを除く)
Ttn2

また、露出計の仕様は全面平均測光のフォトミックTから中央部重点平均測光へと変わりましたがバッテリーチェックの回路が追加された以外は回路的には同一と言ってよいものとなってます。
フォトミックTnの測光分布は画面中央部12mmの円内を全画面比で半分程度の重点度とし周辺部全体で半分程度となっています。改良の為にCdsへ導く光学系が若干変更になりましたが図を参考にしてください。
この方式は後のニコンF2フォトミックまでほぼ継承されてます。
Ttn1

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ズームニッコールオート85~250mmF4

このレンズはニコンF用最初のズーム「オートニッコールテレフォトズーム8.5cmF4~25cmF4.5」の光学系を大幅に見直し新設計したものです。
レンズ構成は旧8群15枚から9群16枚へ、また重量も30g軽量化されました。
この頃はまだTTL露出計内蔵ファインダーが出始めて間が無く、外光式の露出計を組み込んだファインダーや単体露出計を使う場合が多く開放F値が変化するのは使い辛い面がありました。そこでこのレンズでは開放F値も全域でF4が保たれるようになりました。
改善の特徴としては他に各収差、特に長焦点側での色収差の補正が良好になされています。

因みに1年半ほど遅れてオートニッコールテレフォトズーム20cmF9.5~60cmF10.5も新設計され開放F値も9.5に固定、500gの軽量化など刷新されました。

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ニコンF2 DP-3とDP-12

ニコンF2の交換ファインダーの中でフォトミックSB用のDP-3とフォトミックAS用のDP-12は受光素子にSPDを使い摺動抵抗に金属薄膜抵抗FREを使うなど測光に関する基本的な構造はほとんど同じと思えます。
しかしレンズからの絞り情報をファインダーへ表示するのは光学的に絞り環を直読する(DP-12)のと機械的に連動させた目盛りを表示させる(DP-3)など違いが見られます。
また、実際には測光機構はほとんど同じなのですがこちらもFREは互換性が無いなど意外な違いがあるのでジャンク品からのパーツの使いまわしには注意が必要です。

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ニコンF2 DS-12の小ネタ

ニコンF2用アクセサリーDS-12とDS-1、DS-2とはファインダーから受け取る制御信号ピンの位置などは互換性があります。
ですので物理的にDS-12付きF2ボディにDP-2やDP-3ファインダーを付ける事は可能です。
このパターンの場合、露出計連動爪(いわゆるカニの爪)付きAiレンズ(Ai改含む)を使えば一応シャッター速度優先AEが可能です。*勿論非AiレンズはNGです。
ただしDS-1、2のようにF5.6付近でクリック負荷が増えるのをキャンセルする機構がありませんのでサーボモータへの負荷も若干大きくなります。
あくまでも自己責任での実証となりますが、私が数種のレンズを試した結果ではあまり影響はないように感じました。
しかし、当時でもニコンでは認めて無い組み合わせですので長期的には当然宜しくないのでしょう。
蛇足ですが逆パターンDP-12とDS-1、2の組み合わせではNGです。

DS-*への使用電池ですが純正品のDN-1は在庫払底から10年以上経ちますので劣化してほとんど使えない物が多いと思います。
私はMA-4にDM-1でEEコントロールユニットを繋げて遊んでますが、屋外へ持ち出す場合は電圧が少し低く径も小さいが高さがほぼ同じで実用上使えるCR-2リチウム電池にカラーを自作して使ってます。
この場合、バッテリーチェッカーは点かないし動作も少し緩慢ですが一応使えてますので、もし、電池が無くてお困りの方は是非試してみてください。

個人的にはオートニッコールを楽しめるDP-3とDS-2の組み合わせをF2で使うのが好きなのですが、これからF2でEEコントロールユニットを着けて楽しもうと思われる方には比較的入手しやすいDP-12とDS-12の組み合わせ(その他DP-3やDP-2も使いまわせる点も加味して)がお勧めです。

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ニコン ミクロン双眼鏡

第2次世界大戦終戦後軍需から民需へと転換を余儀なくされた日本光学が真っ先に取り上げた製品は、転換が容易な双眼鏡でこれら製品が再建の大きな助けになったことは有名です。
Photo_1








当時最初の製品はノバー7×50、オリオン、カルナーの数種でしたが昭和20年末頃にはオペラグラス スピカとカペラがでました。更に戦前モデルは黒塗装からクロームメッキに変えCF(中繰式)にしたミクロン6×15、7×15、5×15がでました。
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戦前のミクロンです。












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「ミクロン」といえばコンパクトな双眼鏡をイメージしますが実は当時はこれ以降の日本光学製プリズム双眼鏡はほぼ全てミクロンと一時名づけられていました。
8×50の大きなミクロンや6×18のダハプリズムタイプのミクロンもありました。

具体的には昭和32年当時で5×15、6×15、7×15、6×18(ダハタイプ)、6×30(CF)、6×30(トロピカル)、7×35、8×30(CF)、8×35、9×35、7×50(CF)、7×50(IF)、7×50(トロピカル)、8×50と14種類もありました。
昭和34年末にはミクロンブランドからニコン銘へと変更されコンパクトモデルにはミクロンの名が残ってましたが1970年代半ばにはこのモデルも無くなってしまいました。
しかし1997年に6×15(CF)が光学系も新設計されマルチコートで復活しその後7×15がブラックで、また2000年には限定でゴールドの物も出てこれらは旧型よりアイレリーフも延長され今日に至ってます。
Photo_6

復活したミクロン6×15モデルです。


Micron

復刻前後のミクロン達です。

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ニコマートFTn

ニコマートは(廉価版として非内蔵のFSもラインアップにありましたが)開発当初からTTL露出計内蔵を基本に設計されました。また、それまでの廉価版モデルニコレックスFは当初より露出計非内蔵で計画、マミヤ光機(当時)により生産されてましたがニコマートは内製で行われました。
平均測光のFTを中央部重点式に変更し、より使いやすくなったFTnはペンタ部が交換できない、モータードライブが用意されてないなど以外ニコンFのシステムのほとんどを共用できベストセラーモデルとなりFTn累計で104万5000台が製造されました。

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