ニコンF フォトミックTとフォトミックTnファインダー
ニコンF用の露出計内蔵ファインダーで最も区別のつけ難い物にフォトミックTファインダーとフォトミックTnファインダーがあります。
外見上、上面から見て露出計スイッチ下に「N」の表示とそのスイッチ前にバッテリーチェックのボタンが追加されている方がフォトミックTnで、その程度の違いしかありません。(初期のフォトミックTファインダーを除く)
また、露出計の仕様は全面平均測光のフォトミックTから中央部重点平均測光へと変わりましたがバッテリーチェックの回路が追加された以外は回路的には同一と言ってよいものとなってます。
フォトミックTnの測光分布は画面中央部12mmの円内を全画面比で半分程度の重点度とし周辺部全体で半分程度となっています。改良の為にCdsへ導く光学系が若干変更になりましたが図を参考にしてください。
この方式は後のニコンF2フォトミックまでほぼ継承されてます。
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