ニコンF 白い点?のF
ニコンFは初期から最終までに各所変更がなされています。
その中で早い時期にミラーボックス部の変更が行われたのは以前に少し書き込みましたが、今回はその補足で初期型のニコンFの特徴にクイックリターンミラー機構のバネが2本か1本かという部分の見分け方2点です。
1:ミラーの上部押さえの爪が2本はおそらく初期のミラーボックスの特徴を備えてると思います。
2:シリアル番号ではおよそ6408000番以前は初期のミラーボックスではないかと言われています。その後はミラーボックス上部のファインダーが付く部分ファインダー側から見て左側に白い点が付けられている物が6409000番台以降649万台辺りまで見られます。
改良型の1本バネミラーボックスとの見分けに付けられたのではないかと思われます。
これはフォトミックT以降のファインダーを付ける為の切欠き加工がされていると無くなってしまい分かりませんので初期のニコンFでも確認できない場合もあります。
ブラックニコンFの画像です。赤い○の中の白い点です。
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コメント
641の確か前半でスプリングが2本の個体をみたことがあります。正確に記録しておくべきでしたが、それほど珍しいものとも思わなかったので。
投稿: leicaman | 2008年3月18日 (火) 21時51分
641番台でも2本バネがあったんですね。
情報ありがとうございます。
投稿: MARU0 | 2008年3月19日 (水) 07時21分