最初の近距離補正式採用 24mmF2.8
ニッコールオート24mmF2.8は最初に近距離での収差、特に非点収差を取り除く事に成功したレンズです。
昭和42年に出ましたが当時24mm84度の画角を持つレンズとしては世界で最も明るいという説明がありました。
この明るさを実現できたのは近距離補正機構を組み込めたからだそうです。
*近距離補正機構とはレトロフォーカスのような非対称レンズでは遠距離に対し近距離の結像結果が悪くなりやすく、それを抑える為レンズの繰り出し機構とリンクして一部の光学系の間隔を変えるものです。
その部分が全体の繰り出しよりあまり動かないのでフローティングしているように見えることからフローティングレンズともいわれてます。
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