メディカルニッコール200mmF5.6
メディカルニッコール200mmF5.6は1962年7月頃発表、12月に発売されました。
リング状のスピードライトとレンズが一体となり撮影倍率が一定になるよう固定鏡胴で専用のアタッチメントレンズを使用して撮影する物でした。(1/15倍から3倍まで11通りの撮影倍率が6個のアタッチメントレンズを交換することによって得られます。)
また数字や倍率データなどを画面内に写しこむ事も出来ました。
このレンズ、「メディカル」と付けられているように医療、主に歯科医が口腔内の撮影用途に使用されてました。
その後1972年10月に改良版が出て、さらに1974年8月にマルチコート化と進化して1981年12月に120mmF4の新型へバトンタッチするまで19年間基本設計が変わらなかった長寿レンズでした。
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