UVニッコール105mmF4.5
Ai/UVニッコール105mmF4.5は昭和60年9月発売され現在は在庫払底でディスコンになっています。
外観デザインはマイクロニッコール105mmF2.8とよく似ています。
レンズや専用フィルターは蛍石、水晶などを使用しているらしく紫外線領域まで良好に補正され、また、紫外線域の透過率も高いとの事です。
以前のUVニッコール55mmと違い可視光域で焦点調整をして補正なしそのままの目盛り位置で撮影が可能となっています。
ただし蛍石は温度変化による変形が他の光学ガラスより大きいので温度が変わった場合はピントの調整を再度行う必要があると注意書きがされています。
レンズ構成は6群6枚、最短0.48mから無限遠までの距離目盛、倍率目盛りは1:10から1:2、絞りはF4.5から32まで、重量515グラムでした。
特殊用途の為もともとの製造数が少なく更に製造の難しさなどから価格も高かったようでコレクターズアイテムとなり今でも高価に取引されています。
*新品をお探しの方は近年栃木ニコンにて同様品(Nikkor銘は付かない)が製造されています。('2006年現在現行品です興味のある方は問い合わせてみてください。)
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