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PCニッコール

PCニッコールはアオリ(シフトなど)撮影が可能なレンズです。
PCニッコールのPCは、PERSPECTIVE・CORRECTION(又はControl)の頭文字PおよびCをとったものです。
35mmF3.5、35mmF2.8(New含む)、28mmF4、28mmF3.5、PCマイクロニッコール85mmF2.8Dが今までに出されています。
シフト動作により主に高層の建物などが通常上窄まりになってしまうのを矯正するなどの目的で使用される場合が多いです。
アオリ範囲内の光量や解像力などの不足の影響を抑えるためイメージサークルは中判カメラレンズ並みの広さがあります。
古いPCニッコールなどはシフト方向と量によりカメラ本体と干渉したりAi連動ピンがあたり付けられない物がありますので旧タイプのPCニッコールをAFカメラ(デジタル含む)などに使いたい際は確認が必要です。

接写の機材ではかつてPB-4というベローズアタッチメントでシフト、ティルトが可能な物がありました。
これを使い遠景などをアオリ撮影したい場合ベローズ用ニッコール105mmF4ではほんの僅かアオリが可能です、またエルニッコール135mmF5.6、150mmF5.6などをマウントアダプタ併用で使えばもう少しアオリを利かせられた撮影が可能ですので興味がある方は機材を揃えて(汗)試してみてください。

現在はPC マイクロニッコール 85mm F2.8Dがシフト機能とティルト機能を搭載したアオリ撮影が可能な中望遠レンズとして存在し、シフトは±12.4mm、ティルトは±8.3°まで操作でき、充分なアオリ撮影効果を得られますし、単体で1:2倍の近接撮影も可能な万能レンズ?です。
ただし、シフトとティルトを同時に使用する場合デフォルトでは直交式となってしまいます、これを平行で使用したい場合はメーカーにての改造依頼(有償)が必要です。

Pc28_4

ニコンF3T+PCニッコール28mmF4
古いタイプのPCニッコールではAi連動ピンを跳ね上げて使います。







Pcnikkor28_35a







Pcnikkor28_35b

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