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オリンパスPEN-FにニコンSマウントレンズを付ける

ニコンカメラS系のフランジバックは31.95mm、オリンパスペンFマウントのフランジバックは29.3mmです。
その差2.65mmですのでじゅうぶんマウントアダプタを製作することは可能です。
そこでペンFーOMマウントアダプタやミラックスレフボックスのマウントを二個いち改造して拙い自作ですが作ってみました。

とはいえ、マウント面より後玉が出っ張っている広角レンズなどはミラーが当たってしまいますので望遠系のレンズに限定され画角も狭くなってしまいますがレフボックス用ではないS系レンジファインダー用ニッコールレンズの像をファインダーを通して確認できるカメラがあるというのは個人的には嬉しい事です。

Dscn0336
マウントアダプタ本体です。










Dscn0331ペンFTにアダプタを装着したところです。











Dscn0334ペンFVに10.5cmF4を付けてみました。











Dscn0332
ペンFTに8.5cmF1.5をつけたところです。


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ニッコールF

ツアイスイコンとの商標の問題で当初「Nikon」銘のニコンFはドイツへは出荷できませんでした。
その為「Nikon」銘のニコンFではなく銘板その他「Nikon」部分を「Nikkor」に換えて(当初は「NIKKOR」銘)輸出が行われていました。それはカメラ本体だけではなくフォーカシングスクリーンの「Nikon」銘部分を削除したり外さないと見えないファインダー部分の銘板、モータードライブの銘板ほか一部アクセサリーまで変更がなされていたようです。最初の出荷は62年9月でした。
その後問題が解決し通常銘板のモデルが輸出されるようになりました。(時期は昭和45年1月から「Nikon」が使えるようになったとのことです。)
Nikkorf36

Nikkorf_214

Nikkorwestlv


Nikkorf3

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ニコンの時計

ニコンでは以前から販促品や記念品、社内販売向けなどでNikonロゴを入れた時計なども出してました。

Nikontokei_1

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ニコンFのシンクロタイムラグ

ニコンFにはシャッターダイヤル同軸にシンクロセレクターが付いています。
Nikonfflashsynchronize

取り説には中期までこの表が掲載されてました。







これをもう少しメーカなど増やし詳しくしたのがこちらです。
Nikonf_4







Fsynchro











これらのダイヤル表示に対するタイムラグはあまり知られていないと思いますので下に記します。
      
緑の● シャッター開き始めまで8ms シャッター全開まで22.5ms
赤の● シャッター開き始めまで4ms シャッター全開まで18.5ms
○F   -----------  シャッター全開まで8ms
FX    -----------  シャッター全開まで0ms

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モータドライブ用無線装置

ニコンFモータードライブ用無線撮影装置は当時としては本格的な遠隔撮影装置でしたが大きく重い物でした。

モータードライブの有線による撮影が困難な場合リレーボックスとの併用により無線装置一組で2ch,
2台までのモータードライブ付きニコンFを(後にニコンF2にも対応)各々、または同時に選択動作ができるようになってます。

主な性能、仕様等は下記の通りです。
送信機(オールトランジスタ)40×68×200(mm)重さ約760グラム(単3電池8本含む)
受信機(オールトランジスタ式スーパーヘテロダイン受信機)40×85×200(mm)重さ約800グラム(単3電池4本含む、前期型は8本)
搬送周波数27.12MHz(水晶発信機使用、前期型は他に26.968MHzタイプ有り)
変調周波数 f0:2300Hz f1:2500Hz f2:2700Hz f3:2900Hz
到達距離 最良条件約1km 市街地約300m
マンガン電池使用で約20時間連続使用可能
使用温度範囲 -5℃~+35℃

Nikonf_5


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ニコンAF第二世代カメラF501AF

ミノルタのアルファシリーズのヒット後追いかけるようにニコンのコンシューマ向けAF一眼レフ[F501AF]が昭和61年4月に発売されました。コピーは「ピント速攻」で実用AFを前面にだしたのですがアルファシリーズのインパクトが大きく一歩出遅れた感は否めないものでした。
開発が遅れたのか分かりませんが、AFセンサーは3年ほど前に出たハネウェル社のTCLモジュールを使っていた為、同時期の他社品と比べいささか古く、性能も特筆するものはないといった状態でした。
それまで出ていたニコンのAF一眼レフがF3AFでレンズ内モータ駆動でしたがレンズの大型化、コストアップなどのデメリット面からカメラボディへモーターを組み込む方式へ方向転換されたとの事です。
発売終了1989年12月までにおよそ491000台販売とアルファ7000に大きく水をあけられ販売面で成功したとはいい難かったカメラですが、面倒見の良い?ニコンの事ですのでこの頃はF3AF用レンズも使用可能となってまして、(後のF4まででそれも無くなってしまったのですが)写りが良いと評判のF3AF用AF80mmや200mmを使える安価なカメラとして利用価値はあると思います。
またこのF501からAF機構を外した物がF301ですが発売は同時ではなくF301のほうが約半年早く世に出ました。こちらは1991年9月までにおよそ706000台が販売されました。

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ニコノス(初代)の使い方

Nikonos1

ニコノス(初代)に白バージョンが出た頃の紹介記事です。(昭和41年ニコノスワイドの世界より)
水中カメラという特殊用途だけでなくオールウェザーという特徴と当時35mmレンズは広角としての代表格でしたのでそれを活かした使い勝手の良さが見直され昭和40年には月産1300台平均とニコンFに次ぐ好調な売れ行きでした。
Nikonosi1


Nikonosi2


Nikonosi3


Nikonosi4


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ニコンFM2のシャッター

昭和57年3月に発売されたニコンFM2はMAX4000というコピーとともに世界初のシャッター速度1/4000secを実現しました。(Xシンクロは1/200)
このシャッター羽根に使われた素材はニコンカメラとしてはなじみの深いチタンでしたが軽量化などのためハニカムの肉抜きが施されていました。
このシャッターはAEカメラであるFEやFAにも採用が広がりました。(Xシンクロは1/250)
しかし肉抜き加工がエッチング処理で行われていた事やアルミ素材でも同様強度、性能の物が可能になった事などから後にこの特徴あるハニカム柄のシャッター羽根は姿を消してしまいました。(1989年10月より)
さらにニコンF4の頃になりますと羽根はカーボン複合材使用による超軽量化がすすみ安定した1/8000secを実現しています。

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ニコンFとF2のシャッタースリット幅

ニコンF2はシャッター幕速が10ミリセコンド(3.6m/sec)、ニコンFは14.5ミリセコンド(2.48m/sec)です。
両者のシャッター幕のスリット幅の概算値は下記の通りです。(mm)

       1/60   1/80  1/125  1/250  1/500  1/1000  1/2000
ニコンF    41.37    ---  19.86   9.93   4.96   2.48     ---
ニコンF2    60     45   28.8    14.4   7.2    3.6     1.8

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PCニッコール

PCニッコールはアオリ(シフトなど)撮影が可能なレンズです。
PCニッコールのPCは、PERSPECTIVE・CORRECTION(又はControl)の頭文字PおよびCをとったものです。
35mmF3.5、35mmF2.8(New含む)、28mmF4、28mmF3.5、PCマイクロニッコール85mmF2.8Dが今までに出されています。
シフト動作により主に高層の建物などが通常上窄まりになってしまうのを矯正するなどの目的で使用される場合が多いです。
アオリ範囲内の光量や解像力などの不足の影響を抑えるためイメージサークルは中判カメラレンズ並みの広さがあります。
古いPCニッコールなどはシフト方向と量によりカメラ本体と干渉したりAi連動ピンがあたり付けられない物がありますので旧タイプのPCニッコールをAFカメラ(デジタル含む)などに使いたい際は確認が必要です。

接写の機材ではかつてPB-4というベローズアタッチメントでシフト、ティルトが可能な物がありました。
これを使い遠景などをアオリ撮影したい場合ベローズ用ニッコール105mmF4ではほんの僅かアオリが可能です、またエルニッコール135mmF5.6、150mmF5.6などをマウントアダプタ併用で使えばもう少しアオリを利かせられた撮影が可能ですので興味がある方は機材を揃えて(汗)試してみてください。

現在はPC マイクロニッコール 85mm F2.8Dがシフト機能とティルト機能を搭載したアオリ撮影が可能な中望遠レンズとして存在し、シフトは±12.4mm、ティルトは±8.3°まで操作でき、充分なアオリ撮影効果を得られますし、単体で1:2倍の近接撮影も可能な万能レンズ?です。
ただし、シフトとティルトを同時に使用する場合デフォルトでは直交式となってしまいます、これを平行で使用したい場合はメーカーにての改造依頼(有償)が必要です。

Pc28_4

ニコンF3T+PCニッコール28mmF4
古いタイプのPCニッコールではAi連動ピンを跳ね上げて使います。







Pcnikkor28_35a







Pcnikkor28_35b

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ニコンF クイックミラーアップボタン

通常のニコンFでミラーアップ操作をする場合シャッターを切る前にはできない構造になってます。
反射鏡固定ノブを赤い指標まで回しその後シャッターを切るとミラーが上がったままになる仕組みです。
ミラーを戻す場合も結構面倒でシャッターを切ったあと巻き上げの前にノブを戻さないとフィルムを1枚余分に消費して戻す結果になってしまいます。
そこで特注(社外改造など)でクイックミラーアップボタンを設けたニコンFがいくつか作られたようで市場でも散見されます。
こちらはシャッターをチャージした状態ならばこのボタンを押すことによって速やかにミラーアップが可能です。
ただしシャッターを切るとミラーは下がってしまいますのでミラーアップを保持したい場合は反射鏡固定ノブも併用する必要はあります。

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UVニッコール105mmF4.5

Ai/UVニッコール105mmF4.5は昭和60年9月発売され現在は在庫払底でディスコンになっています。
外観デザインはマイクロニッコール105mmF2.8とよく似ています。

レンズや専用フィルターは蛍石、水晶などを使用しているらしく紫外線領域まで良好に補正され、また、紫外線域の透過率も高いとの事です。
以前のUVニッコール55mmと違い可視光域で焦点調整をして補正なしそのままの目盛り位置で撮影が可能となっています。
ただし蛍石は温度変化による変形が他の光学ガラスより大きいので温度が変わった場合はピントの調整を再度行う必要があると注意書きがされています。
レンズ構成は6群6枚、最短0.48mから無限遠までの距離目盛、倍率目盛りは1:10から1:2、絞りはF4.5から32まで、重量515グラムでした。

Uv105mm1

特殊用途の為もともとの製造数が少なく更に製造の難しさなどから価格も高かったようでコレクターズアイテムとなり今でも高価に取引されています。
*新品をお探しの方は近年栃木ニコンにて同様品(Nikkor銘は付かない)が製造されています。('2006年現在現行品です興味のある方は問い合わせてみてください。)

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ニコノスRS

水中用のハウジング無しで水深100メートルまで撮影でき、AF一眼レフのためファインダーで正確なフレーミングやピントの確認が可能なニコノスRSは1992年6月発売されました。

今までのニコノスで培ってきた水中カメラのノウハウとオートフォーカスや露出制御の部分はニコンF4の技術を使っていると言われていますので期待度や信頼性はとても高かったと聞いてます。
しかし、製造工数が多く採算的にはボディ価格39万円でも合ってなかったようで、販売期間約4年半の間に5000台が製造されたのみでした。

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ニコンEM

リトルニコンの愛称が付けられたオート(絞り優先自動露出)専用の普及機ニコンEMですが、こちらは国内発売は昭和55年3月でしたが海外はそれより1年ほど先行して売り出されてました。
国内での販売が遅れた理由は公表されてませんがF3の発売と同時にしたことや海外向けとの差別化(*1)からうかがい知ることができると思いますが、低価格普及機発売による「ニコンカメライコール高級一眼レフ」のイメージを落としたくなかったのではないかと言われてます。

(*1)当時は国内版と海外版では若干のデザインの違いが見られました。
まず目に付くのは擬革で国内向けは当時の通常のニコンF一桁機やニコンFMなどと同様の物でしたが海外向けはシボの粗い物が使われてました。
また逆光補正ボタン、バッテリーチェックボタンなども海外向けは青いプラスチッキーな物が使われてましたが国内向けは安っぽさを嫌いメッキ部品が使われてました。
標準レンズも海外向けはニコンレンズシリーズE50mmF1.8が付けられていましたが国内用は同一のエレメントデザインでしたが多層膜コートで鏡胴もしっかりした造りのニッコールレンズが採用されました。

EMの特徴の1つに中折れ式の巻上げレバーがありますが、縦走行のスクエアタイプシャッター採用の中にあって珍しく小刻み巻上げ可能になってます。

販売は主に海外がメインだったようでおよそ153万台の製造のうち海外分が約132万台、21万台が国内向けでした。

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ニコン初の非球面レンズ

ニコン初の非球面レンズを採用したのは昭和43年5月発売のOP・フィッシュアイニッコール10mmF5.6です。
機種コードLF060、オーダーコードは20FL10、最初のシリアル番号は18011だそうです。

Opfisheye10mm

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ニコンF3AF

ロングセラーモデルであったニコンF3の中にあって短期間の発売に終わったのがニコン一眼レフ初の市販AFモデルであり本格的プロ用AFカメラとして登場したニコンF3AFです。
当時としては使えるオートフォーカスの意欲的な一台でしたがコスト高で営業的には失敗だったようです。
発売期間が短かった事、高価だった事、AF速度や精度の向上が進んだ事などから販売台数は少なく昭和58年4月からの約5年間で8949台でした。
内訳は国内が5695台、海外3254台です。
余談ですが、ニコンAFSLRの中で唯一の横走行シャッター搭載機種です。

F3af

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ニコマート出荷内訳

ニコマートの国内、海外別の出荷台数です。
ニコマートFTは国内70300台、海外59500台
ニコマートFSは国内4940台、海外9540台
ニコマートFTnは国内510600台、海外534400台
ニコマートFT2は国内126900台、海外261000台
ニコマートFT3は国内17000台、海外111100台
ニコマートELは国内215200台、海外160500台
ニコマートELWは国内17700台、海外27000台
ニコンEL2は国内34300台、海外50100台

ニコマート銘のFSですが5000台足らずで割合少ないのですが普及機のためか数の少なさの割りに購入しやすい価格帯で取引されているような気がします。

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13.5cmレンズ用フォーカシングアダプタ

レンジファインダーカメラ用各種(ニコンマウント、ライカマウント、コンタックスマウント、エキザクタマウント)13.5cmF3.5ニッコールレンズのエレメント部とヘリコイド部はネジコミ式で2つに分解可能になってます。
このレンズエレメント部とフォーカシングアダプタを組み合わせるすることによってニコンFでも使用可能になります。
しかし、絞りは普通絞りで開放でピントを合わせ、適正露出値まで絞り込むなどの操作がわずらわしかったのとニコンF初期の頃から13.5cmF3.5の自動絞りレンズが出てましたのでこのアダプタはあまり出回らなかったようです。

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ニコマート販売台数

ニコンFやF2のサブ機として、また一般大衆向けとしての意味合いが強かったニコマート(海外はニッコールマット、Nikkormat)シリーズですが販売は健闘した物やそれほどでもなかった物色々でした。

ニコマートFTは昭和40年7月発売、在庫払底アナウンスが昭和42年8月で販売台数129800台
ニコマートFSは昭和40年7月発売、在庫払底アナウンスが昭和42年9月で販売台数14500台
ニコマートFTnは昭和42年10月発売、在庫払底アナウンスが昭和50年3月で販売台数1045000台
ニコマートFT2は昭和50年3月発売、在庫払底アナウンスが昭和53年12月で販売台数387800台
ニコマートFT3は昭和52年3月発売、在庫払底アナウンスが昭和54年11月で販売台数128000台
ニコマートELは昭和47年12月発売、在庫払底アナウンスが昭和53年12月で販売台数375700台
ニコマートELWは昭和51年2月発売、在庫払底アナウンスが昭和51年12月で販売台数44800台
ニコンEL2は昭和52年5月発売、在庫払底アナウンスが昭和54年11月で販売台数84400台

近日中に海外と国内での販売台数なども書き込んでいこうと思います。


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ニコンメーターIII型

ニコンメーターIII型はII型を改良し明るさに応じて2つの指針が自動的に切り替わるようになりました。
また、ブースター使用で更に暗い被写体にも対応できました。
しかし、既に出ていたフォトミックファインダーの低輝度時の感度には及ばない、アプセスタンスコンバータ使用により受光角を変えられるなど機能面で見劣りした為か長期間販売されていた割にはそれほど数は出てないようです。

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マウンテンニッコール(10.5cmF4)

Nikkor-T 1:4 f=10.5cm このレンズは発売当時は安価なレンズでしたがあまり人気がありませんでした。
プリセット絞りで開放でもF4と暗めで使い勝手があまりよくなかったのがその大きな理由のようです。
しかし、画面全体がとてもシャープでヌケも良く一度使うとその良さに驚かれると思います。
パソコン通信やインターネットからの口コミなどで10年ほど前から特に人気が出てきました。
105cmf4

同じレンズ構成でほぼ同時期(昭和35年)にレンジファインダー用ニコンマウントの物も出ましたがこちらも出た頃はすでに一眼レフが主流になってきた頃で出荷本数は更に少なかったようです。
今ではレンジファインダー用は珍品に近い扱いで高価ですが使い勝手は直進ヘリコイド、プリセット絞りのFマウント用に一歩及びませんので個人的にはFマウントの方を多用してます。
Sp105_4

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マイクロニッコールオート55mmF3.5

ニコンF用のマイクロニッコール55mmレンズとしては2代目となるこのレンズから自動絞りになりました。
それまではアダプタ無しで等倍まで撮影でき、表示もセンチ表示、プリセット絞りで間隔も不等でした。
発売は1963年3月でおよそ3年半の販売期間に47000本が出荷されました。価格はMリング付きで28000円でした。
Micronikkorauto55mmf35a

このオートレンズが出た頃はまだニコンFの露出計は後付けタイプのニコンメータと外光式のフォトミックファインダーでしたので近接時の露出補正を簡易にするための工夫がなされてました。
絞りを開放より一段以上絞り込んでおく必要はありましたがレンズを繰り出していくと絞りがだんだんと開いていく「絞り自動補正機構」が組み込まれていたのです。
それゆえにTTL露出計内蔵のカメラで開放測光をつかいますと逆に撮影距離に応じて絞り込まないと適正露出が得られなくなってしまいます。
この後のタイプ「マイクロニッコールPオート55mmF3.5」の頃になりますとフォトミックファインダーもTTLタイプの「フォトミックT」となりTTL露出計での値で行うため「絞り自動補正機構」はなくなりました。
この「絞り自動補正機構」付きの有無の見分けはレンズリング表示に「P」があるなしのほか、距離リングもP付きは細かいヤスリ目タイプですのですぐに判別は可能です。

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チックマーク入りニッコールレンズ

初期のころニコンF用に用意されたレンズには距離リングや絞りリングに目盛り線が入れられてました。
また、赤外指標も赤いラインや点だけではなく、「R」の文字もはいっておりました。
これらの特徴を備えた物は2.1cmF4、2.8cmF3.5、3.5cmF2.8、5cmF2、10.5cmF2.5、13.5cmF3.5がありました。
(ただ、2.8cmはかなり若い番号でもチックマーク無しモデルを見ますのでこちらはもしかしたら製品としては出荷されてなかったかもしれません。)

絞りの枚数もこれらは後のものより多く9枚となってました。

Ticmark













F

ニコンF第2バージョンのカタログにあるレンズの紹介部分ですが2.8cmレンズは発表時のプロトタイプと思われる画像が載ってます。また価格はその後の改定されたものが鉛筆書きで訂正されてますがさらに後には標準レンズ以外各1000円づつ下げられてます。(再改定後5cmF2は14500円)

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