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ニコンEM

リトルニコンの愛称が付けられたオート(絞り優先自動露出)専用の普及機ニコンEMですが、こちらは国内発売は昭和55年3月でしたが海外はそれより1年ほど先行して売り出されてました。
国内での販売が遅れた理由は公表されてませんがF3の発売と同時にしたことや海外向けとの差別化(*1)からうかがい知ることができると思いますが、低価格普及機発売による「ニコンカメライコール高級一眼レフ」のイメージを落としたくなかったのではないかと言われてます。

(*1)当時は国内版と海外版では若干のデザインの違いが見られました。
まず目に付くのは擬革で国内向けは当時の通常のニコンF一桁機やニコンFMなどと同様の物でしたが海外向けはシボの粗い物が使われてました。
また逆光補正ボタン、バッテリーチェックボタンなども海外向けは青いプラスチッキーな物が使われてましたが国内向けは安っぽさを嫌いメッキ部品が使われてました。
標準レンズも海外向けはニコンレンズシリーズE50mmF1.8が付けられていましたが国内用は同一のエレメントデザインでしたが多層膜コートで鏡胴もしっかりした造りのニッコールレンズが採用されました。

EMの特徴の1つに中折れ式の巻上げレバーがありますが、縦走行のスクエアタイプシャッター採用の中にあって珍しく小刻み巻上げ可能になってます。

販売は主に海外がメインだったようでおよそ153万台の製造のうち海外分が約132万台、21万台が国内向けでした。

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