ニコンF2 高速モータドライブカメラ
ニコンF2の特需向けモデルの1つに高速モータードライブカメラが有ります。。
これは秒あたり3コマから10コマの連続撮影が出来る主に報道機関向けに出されたもので当時の価格はボディ172000円、MD-100が140000円、MB-100が35000円、チャージャーMH-100が35000円でした。
本体は外板にチタンを使われ、塗装もレザートーン(縮緬塗装)でぱっと見た目はノーネームのチタンモデルと良く似ています。
しかし些細に見ますと高速撮影を実現する為にハーフミラー(レンズ65%ファインダー35%)で固定式としてますのでファインダーを覗き、シャッターを切れば違いはすぐわかりますしシャッターダイヤルもバルブや1/2000が省かれている、セルフタイマーが無いなど区別は容易です。
絞り込み測光がデフォルトのこのモデルでは通常モデルとは逆にプレビューとなるボタンも絞り開放ボタンとなり、ミラーアップレバーも省略されています。
モータドライブ側、直結バッテリーケースMB-100は一見MB-1を2つ重ねたような風貌で重箱と形容されたりして特徴の1つになってます。
参考資料:日報連会報F2H記事
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