ニコンF2フォトミックSB
ニコンF2フォトミックSBは販売期間が短い為、製造数も割合少なく国内10000台強、海外11000台強と合計で21000台余りです。(ファインダー単体販売は除く)
このファインダーDP-3は測光範囲などスペックこそDP-2とあまり変わりませんが内容はかなり変わってデザインサイズ、受光素子や露出表示、アイピースシャッター追加などほとんど見直しを受け、低輝度での反応速度の向上など仕様だけでは判り辛い部分の改善が行われています。
これは後のAi対応のDP-12へと発展していますが、意外と人気が無い?のかDP-2とあまり価格差がなく取引されているのを見かけます。それを反映しているようにDP-3の在庫は長期間あったようで価格表には昭和60年末までの物に載っておりました。
*DP-3最初の検査通過(完成)は昭和51年6月29日、発表は同年9月1日、生産中止は52年9月26日でした。
F2用NonAiのレンズを使う露出計組み込みファインダー最強のDP-3をもっと見直しても良いと思います。
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