ニコンF2のケース
F2のカメラケースはいくつか出ておりますが、その中でもレアな物の1つにEEコントロールユニットを付けたまま収納できる物があります。
この頃はモータードライブはまだ一般的では無かったので、MD-1やMD-2を装着した状態で収納できるケースは無かったようですが、F3時にはかなり普及しておりましたので、MD-4付きで収納できるものが有りました。
雑感ですがMD付きより一般的でないEEコントロールユニット付きのケースが在るのは何か日本光学らしいと思えてしまうんです。
カメラケースですがF2のCH-1、2とCH-11以降はニコンF一桁機種では下ケースにストラップが付いていません。
個人的には本体保管時にストラップが邪魔と感じているのでストラップ付き下ケースのCH-1は普段使いに欠かせません。
ニコンF2用ケースとしてはCH-1、2、4、5、11、CF-1、2、3、CS-4、5、6、12、専用消音ケースCE-4、共用の消音防寒ケースとしてCS-13がありました。
しかし消音ケースCE-4についてですが、どうも一般販売はされなかったようです。
もとは昭和47年に開催された、札幌冬季オリンピックの報道関係者向けに、消音及び防寒を目的として支給するために開発されました。
その後消音を目的として改良が加えられましたが、レリーズの際の音が取りきれず、販売用としては製品化されなかったようです。
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